Apple非公式のWWDCアプリ「WWDC for macOS v7.0」がリリース。macOS Catalinaに最適化されApple公式のトランスクリプトが表示可能に。

WWDC for macOS 7 WWDC-for-macOS
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 Apple非公式のWWDCアプリ「WWDC for macOS v7.0」がリリースされています。詳細は以下から。

WWDC for macOS 7

 WWDC for macOSはブラジルのエンジニアで現在は9to5MacのエディアでもあるGuilherme Ramboさんがオープンソースで開発しているApple非公式のWWDCクライアントで、Apple公式のWWDCクライアントApple Developerと同様に、セッションの視聴やダウンロード、検索などが行なえますが、このWWDC for macOSがv7.0へアップデートされています。

WWDC for macOS 7 update

Welcome to WWDC for macOS version 7!
This update has lots of fixes and improvements, as well as some cool new features.

  • The app’s UI has been modernized to look better in macOS Catalina, with new fonts and colors
  • The video player has also received a UI refresh to improve the contrast between controls and the background
  • Transcripts are now provided by Apple, which means they’re the same as the ones in the Apple Developer app, including support for multiple languages
  • You can now search within a specific session’s transcript

リリースノートより抜粋

 WWDC for macOS 7では、macOS Catalinaに最適化され、新しいフォントとカラー、UIが刷新された他、06月22日からオンラインで開催されるWWDC20 Readyとなっています。

WWDC for macOS 7

 また、WWDC for macOSはこれまで各セッションのトランスクリプト(字幕/文字おこし)にASCIIwwdcを採用していましたが、v7.0からはAppleが提供している英語、日本語、韓国語、中国語のトランスクリプトが選択可能になり、

WWDC for macOS 7のトランスクリプト

Appleがトランスクリプトを提供しているセッションでは、選択した言語でトランスクリプトを表示出来るようになっています。新しいトランスクリプトでもこれまで同様に検索が可能で、トランスクリプト・ウィンドウは切り離しが可能になったので、好きなワークスペースに移動したり、セッションの動画とトランスクリプトを並べて表示することが出来ます。

WWDC for macOS 7 Transcript

 WWDC for macOS 7ではシステム要件はmacOS 10.15 Catalina以上に引き上げられていますが、CatalinaのUniversal LinksQuickTime Player Xの機能を利用しダウンロード済のセッションの動画をクリップ(編集)して共有できる機能が追加され、Appleの開発者署名と公証を取得しているので、興味のある方は利用してみてください。

WWDC for macOS 7 Clip Sharing

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