ファイル同期のシミュレーション機能を備えた、rsyncのGUIラッパーアプリ「grsyncx for macOS」がリリース。

grsyncx for macOS 仕事効率化
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 フォルダ同期のシミュレーションも可能なMac用rsyncラッパーアプリ「grsyncx」がリリースされています。詳細は以下から。

grsyncx for macOS

 UNIXやLinuxにはファイルやフォルダの差分同期/バックアップを行うのに便利な「rsync」というコマンドラインツールがりますが、このrsycnのMac用GUIラッパーアプリ「grsyncx」をチェコSygic TravelのエンジニアMichal Zelinkaさんが新たに公開しています。

Native GUI app for `rsync` inspired by grsync. 🔄 As the original grsync app port compiled for macOS used GTK+ and other 32-bit dependencies, it no longer works in macOS Catalina → thus, a replacement must be made! 💪

username0x0a/grsyncx: Brain-free rsync GUI – Native Mac GUI app for rsync inspired by grsync – GitHub

 Zelinkaさんは、これまで利用していたrsyncクライアントgrsyncがGTK+と32-bitフレームワークに依存しており、32-bitアプリやフレームワークのサポートが打ち切られたmacOS 10.15 Catalinaで動かなくなったことから、同じUIの「grsyncx」を開発したそうで、

grsyncx for macOS

使い方はアプリを起動してSourceとDestinationファイルを選択し、ウィンドウ右上の同期ボタンを押すだけで、同期ボタン横にあるシミュレートボタンでは、rsyncの–deleteオプションなどを使う場合に、同期前にファイルやフォルダのバックアップをシミュレーション(rsync –dry-run)して、動作を確認することもできます。

grsyncxの使い方

macOS 10.14 Mojave以降でホームやTime Machineディレクトリのファイルをバックアップするためにはシステム環境設定アプリの[プライバシーとセキュリティ]パネル → フルディスクアクセスでgrysncxを許可してやる必要があります。

 grsyncxの価格はMac App Storeで340円となっていますが、grsyncxは現在オープンソースで開発し、バイナリも公開しているそうなので、GitHubリポジトリ公開されている無料版を利用して使えそうならば、Mac App Storeで寄付してあげてください。

grsyncxのMac App Store版

grsyncx is open-source & available for developers at https://github.com/username0x0a/grsyncx.
Feel free to donate its development by buying it on Mac App Store!

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