Intel、CPUモニタアプリ「Intel Power Gadget for Mac」をアップデートし、CPUやiGPUテストとアップデートチェック機能を追加。

Intel Power Gadget for Mac v3.6 アプリ
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 IntelがCPUモニタアプリ「Intel Power Gadget for Mac」をアップデートし、CPUやiGPUテスト機能とアップデートチェック機能を追加しています。詳細は以下から。

Intel Power Gadget for Mac

 IntelのPatrick Konsorさんは現地時間2019年10月初旬、macOS/Windows/Linuxのクロスプラットフォームに対応したIntel公式のCPUモニタアプリ「Intel Power Gadget for Mac」をv3.6.xへアップデートしたと発表しています。

Intel Power Gadget for Mac v3.6

 Intel Power Gadget for Mac v3.6.xではログの出力やダークモードの対応はそのままに、macOS 10.15 Catalinaを初期サポートし、新たにアップデートチェック機能と[Test]というメニューが追加され、[Test]メニューからはCPUおよびiGPU(Intel Graphics)をテストさせることが可能になっています。

Intel Power Gadget for Mac v3.6の周波数テスト

 CPUテストは1コアを最大周波数にするから、2nスレッド、全スレッドを最大周波数で回すテストや利用するCPU命令セット(スカラ/AVX-256)の選択、iGPUの最大周波数テストなどが可能でなので、CPU/iGPUベンチマーク時の温度変化を見ることが出来ます。

Intel Power Gadget for Macのベンチマーク

おまけ

 また、PatrickさんによるとmacOS 10.13 High Sierra以降のmacOSではSKELによりPower Gadgetをインストールする際にIntelの機能拡張の許可が必要になっている他、macOS 10.15 CatalinaではOSのバグによりターミナルを起動して”/Library/Extensions”を更新してやる必要があるそうなので、利用される方は注意してください。

Power GadgetのSKEL

On macOS Catalina (10.15), users may need to perform additional steps to enable the Power Gadget driver to automatically load (this is due to a bug in macOS).

  1. Open the Terminal application
  2. Enter the following command, and press Enter (requires a password to complete):
  3. sudo touch /Library/Extensions
  4. Restart your computer to apply the changes

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