クロスプラットフォーム対応のMarkdownエディタ「iA Writer」がMac版との親和性を向上させ、iPadOSのマルチタスクや外部ドライブ、ダークモードに対応しています。詳細は以下から。
ドイツiA Labs GmbHは現地時間2019年10月22日、MacおよびiOS、Windows/Androidのクロスプラットフォームに対応したMarkdownエディタ「iA Writer」シリーズのMac/iOS/iPadOS版をv5.3へアップデートし、Appleが09月にリリースしたiOS 13/iPadOS 13の新機能に対応させたと発表しています。
- macOS : iA Writer 5.3はiOS 13およびiPadOS 13のアップデートに付随するリリースです。
- iOS/iPadOS : iA Writer 5.3により、iOS 13およびiPadOS 13の新機能が利用可能になりました。
リリースノートより抜粋
iA v5.3
iA Writer v5.3 for iOS/iPadOSではファイルブラウザおよびエディタエリアでのショートカットキーがmacOSと同じになり、Command+N/Shift+Command+Nで新規ファイルの作成や”…/hoge.txt”といった相対パスを使用したコンテンツブロック、そしてiOS 13/iPadOS 13以降で正規のダークモードにも対応しています。
外部ドライブやマルチタスキング
また、iOS 13/iPadOS 13ではUSBメモリやHDD/SSDなどの外付けストレージに対応していますが、iA Writer v5.3のファイラーは直接外部ドライブにアクセスしファイルを開く/保存することが可能になっており、iPadでは同じアプリをSide-by-Sideで開く事ができる新しいマルチタスク機能にも対応しています。
その他
その他、iA Writer v5.3 for iOS/iPadOSではフルページスクリーンショットでのPDFファイルの作成、新しいテキスト選択ジェスチャ、macOSではハンドオフ機能の改善やWordファイルのインポート機能などが改善されているので、ユーザーの方は試してみてください。
iA for macOS
iA Writer 5.3はiOS 13およびiPadOS 13のアップデートに付随するリリースです。
ファイルキーボードショートカットのアップデート
- よりシンプル、かつiOSおよびiPadOSとのより高い整合性
- Command+N 現在のウィンドウでファイルを新規作成します
- Shift+Command+N 新しいウィンドウでファイルを新規作成します
- Return 現在のウィンドウでクイック検索結果を開きます
- Shift+Return 新しいウィンドウでクイック検索結果を開きます
相対パスを使用したコンテンツブロック
- `../Note.txt` はパートナーフォルダからのファイル1個を含みます
ハンドオフ機能の改善
- 複数のデバイスに同じ名前のライブラリーロケーションがあるとき、ハンドオフが機能するようになりました
- ファイルはライブラリパスを使用してハンドオフされます: `/Locations/GitHub/Readme.md`
- 両方のデバイスにiA Writer 5.3がインストールされている必要があります
その他の改善
- ローカル画像へのリンクはファイルURLとして変換されるようになりました
- Wordからのリンクのインポートを修正しました
- WordへのGIFエクスポートを修正しました
- ファイルが存在しない時に新規作成するよう、’write’ URLコマンドを’mode=append’に変更しました
- Dockメニューを使用して新規作成された文書に対してアプリが始動
- オーガナイザーのスマートフォルダをダブルクリックしてルールを編集(メールと同様)
iA for iOS/iPadOS
iA Writer 5.3により、iOS 13およびiPadOS 13の新機能が利用可能になりました。
iPadで複数のウィンドウ表示
- スプリットビューを使用し、他のアプリとの画面分割表示や2つのiA Writerウィンドウの表示、または他アプリをスライドオーバーで表示可能
- ライブラリ内のファイルを長押しし、「新しいウィンドウで開く」を選択します
- またはアプリのアイコンをDockから画面の端にドラッグします
- Shift+Command+N 新しいウィンドウで新しいファイルを開きます
- Shift+Return 新しいウィンドウでクイック検索結果を開きます
ダークモード
- iOSのダークモード設定に応じてアプリの外観が自動的に切り替わります
- アプリの外観はiA Writer設定で手動でコントロールすることもできます
外付けドライブ
- 外付けハードドライブ、SDカード、USBドライブからのライブラリロケーションを追加
- 共有デバイスを介してのプライベートメモへのアクセスに便利です
フルページスクリーンショット
- システムスクリーンショットエディタで「フルページ」をタップして素早くPDFに注釈を付け、送信
- エディタスクリーンショットでプレーンなテキストPDFを作成
- プレビュースクリーンショットでフォーマットされたPDFを作成
ライブラリ選択ジェスチャ
- ライブラリで素早く複数のファイルを選択
- 2本指でスライドする事で複数ファイルを選択可能
- 編集モードのときはチェックボックスの上を1本指でスライド
テキスト選択ジェスチャ
- 新しいテキスト選択ジェスチャ
- 3本の指でピンチしてコピーする
- 3本の指でテキストをドロップしてペーストする
- 3本の指で左にスワイプして取り消す
- 詳細情報はAppleの資料をご覧ください
相対パスを使用したコンテンツブロック
- `../Note.txt` はパートナーフォルダからのファイル1個を含みます
ハンドオフ機能の改善
- 複数のデバイスに同じ名前のライブラリーロケーションがあるとき、ハンドオフが機能するようになりました
- ファイルはライブラリパスを使用してハンドオフされます: `/Locations/GitHub/Readme.md`
- 両方のデバイスにiA Writer 5.3がインストールされている必要があります
その他の改善
- ローカル画像へのリンクはファイルURLとして変換されるようになりました
- Wordからのリンクのインポートを修正しました
- WordへのGIFエクスポートを修正しました
- ファイルが存在しない時に新規作成するよう、’write’ URLコマンドを’mode=append’に変更しました
- いくつかのサードパーティアプリからのファイル変更追跡を改善しました
- iA Writer for macOS – Mac App Store
- iA Writer for iOS/iPadOS – App Store
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