AdobeがmacOS 10.15 Catalina環境でのPhotoshopで発生している保存ダイアログの不具合により間違った拡張子が付けられた場合、ファイルが開けなくなるとして対処方法を公開しています。詳細は以下から。
Adobeは現地時間2019年10月18日、AppleがリリースしたmacOS 10.15 Catalinaで発生しているPhotoshopの不具合により、保存したファイルの拡張子が正しく設定されず、その後ファイルを開こうとしても開けない場合があるとして、サポートドキュメントを公開しています。
You may have saved a file with the wrong extension, for example a JPEG file with a .psd extension. You cannot open the file in Photoshop due to an error
- Could not complete your request because an unknown or invalid JPEG marker type is found
- Could not complete your request because it is not a valid Photoshop document
If you cannot remember the actual file type the file should be you can use the following method to determine the true file type of a document
Determine the file type of a document – Adobe
保存ダイアログの不具合
macOS 10.15 CatalinaへアップデートしたMacで確認されているPhotoshopの不具合に、保存ダイアログでファイル形式を変更しても保存ダイアログの名前欄に反映されないというものがありますが、今回公開されたサポートドキュメントはこの問題の追加情報として公開されおり、
この不具合により誤った拡張子が付けられた場合、拡張子に関連付けられたアプリで保存したファイルが開けなくなるため、ユーザーは以下の方法で本当のファイルタイプ(拡張子)を確認/変更してほしいと記載されています。
ファイルタイプを調べる
macOSでファイルタイプを調べる方法はfileコマンド(以下)を使うだけなので、心当たりがある方は確認してみてください。
- ターミナルを開く。
- “file “と打ち込む。(fileの後にはスペース)
- Photoshopで作成し、開けなくなったファイルをターミナルにドラッグ&ドロップしてファイルまでのパスを入力。
- Returnキーを押して表示されたファイル情報から正しいファイルの拡張子を探し、修正。
/System/Applications/Utilities/Terminal.app
コメント
アドビがベータ版テストしてないのか、アップルが上がってきた不具合放置してリリースしたのか、どちらが原因かと考えればCatalinaの不具合の多さを考えれば後者が濃厚