macOS 10.15 Catalinaの「afconvert」コマンドではMPEG-4 AAC-LDなどLATM/LOAS形式のオーディオフォーマットのオプションが追加。

macOS 10.15 CatalinaのLATM/LOASフォーマット macOS 10.15 Catalina
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 macOS 10.15 Catalinaの「afconvert」コマンドではMPEG-4 AAC-LDなどLATM/LOAS形式のオーディオフォーマットのオプションが追加されています。詳細は以下から。


 macOSのafconvert(Audio File CONVERT)コマンドはオーディオファイルをAudio Toolbox frameworkがサポートするオーディオフォーマットへ変換することのできるツールで、macOS 10.13 High Sierra/iOS 11では「FLAC」と「Opus」がサポートされましたが、macOS 10.15 Catalinaではこのafconvertコマンドに新しく「LATM/LOAS」形式が追加サポートされています。

macOS 10.15 CatalinaのLATM/LOASフォーマット

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 LATMとLOASはそれぞれLow Overhead Audio StreamとLow Overhead Audio Transport Multiplexの略で、名前の通りオーバヘッドの少ない音声ストリームの転送/多重化方法ですが、macOS CatalinaのafconvertではこのLATM/LOAS形式のファイルで符号化遅延を抑えたMPEG-4 AAC LD(Low Delay)フォーマットに変換、Audio Toolboxでの書き出しがサポートされているので、興味のある方は変換してみてください。

LATM/LOASオプション

afconvert -hf
...
'loas' = LATM/LOAS (.loas, .latm, .xhe)
           data_formats: 'aac ' 'aace' 'aacf' 'aacg' 'aach' 'aacl' 
                         'aacp' 'usac' 

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