音声だけでアプリが操作できるようになるmacOS 10.15 Catalinaのアクセシビリティ「Voice Control」機能を利用して、Adobe XDを操作するデモ動画が公開されています。詳細は以下から。
Appleは2019年06月に開催したWWDC 2019の基調講演の中で、秋にリリースする「macOS 10.15 Catalina」と「iOS 13」でアクセシビリティ機能を強化し、Siriの音声認識技術を導入した音声コントロール(Voice Control)と新しいラベルとグリッドシステムを用いて音声のみでMac/iOSアプリのすべての操作できるようになると発表するとともに、
アクセシビリティ
テクノロジーは、すべての人に力をもたらす時に最もパワフルになると、Appleは信じています。macOS Catalinaで、Appleは新しい支援技術を導入し、あらゆるユーザーがMacの機能を最大限まで使いこなせるように支援します。音声コントロールは、デバイスに搭載されたSiri音声認識テクノロジーにより、従来の入力デバイスを操作できないユーザーが音声だけでMacを使えようになる革新的なテクノロジーです。Apple、macOS Catalinaを発表 – Apple
Sneak Peek動画やセッション 238「Accessibility in SwiftUI」でSwiftUIを用いてアクセシビリティをデフォルトでサポートするアプリの開発方法などを公開していますが、この音声コントロールを利用してAdobeのプロトタイピングツール「Adobe XD」を操作するデモ動画が公開されています。
Developing Voice UI prototyping features in Adobe XD
Adobe XDの音声コントロール
Adobe XDの音声コントロール動画を公開したのはAdobeでVoice UIデザインの研究&開発を担当しているCameron Cundiffさんで、macOS 10.15 Catalinaの音声コントロールがグリッドシステムに対応したため、手を握りしめていても正しい範囲が選択でき、
Playing with Voice Control in macOS Catalina to create a prototype in @AdobeXD, and holy smokes is this cool!
alt: me with my hands clasped, dictating, with a square being drawn in the correct dimensions. pic.twitter.com/yPSUudHuWS— Cameron Cundiff (@ckundo) 2019年6月28日
実際に音声コントロールだけでAdobe XDのオブジェクトの作成やコピー、型抜き、タイプ入力などを操作して簡単なロゴをデザインし、その過程をタイムラプス動画にして公開しているので、興味のある方はチェックしてみてください。
Designed a logo completely hands free, using Voice Control on macOS #Catalina and @AdobeXD. Giddy!
video: time-lapse screencast, dictating commands to XD via macOS voice control, demonstrating the use of Number and Grid targeting to create overlapping shapes and type. pic.twitter.com/ij8okk3ztq
— Cameron Cundiff (@ckundo) 2019年6月29日
- Apple、macOS Catalinaを発表 – Apple (日本)
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