Apple、macOS 10.14 Mojaveに「iTunes 12.9」を同梱。iTunes 12.8以前インストールはmacOS 10.13 High Sierra以前のバージョンが必要に。

iTunes

2018.10.292018.10.30

記事内に広告が含まれています。

　AppleはmacOS 10.14 Mojaveに「iTunes 12.9」を同梱しています。詳細は以下から。

　Appleは現地時間2018年09月17日、サードパーティ製アプリのPassword AutoFillやスクリーンタイム機能をサポートした「iOS 12」をリリースし、それに合わせてWindows向けに「iTunes 12.9 for Windows」をリリースしましたが、macOS版のアップデートが現在もリリースされていないので調べてみたところ、Appleは「iTunes 12.9 for macOS」をmacOS 10.14 Mojaveにのみ提供しているようです。

最新のiTunesは、macOS Mojaveに含まれています。
最新バージョンのiTunesはmacOS Mojaveと一緒にインストールされます。今すぐアップグレードして、あなたのお気に入りの音楽、映画、Podcastを楽しみましょう。iTunesではApple Musicのメンバーにもなれるので、5,000万曲以上をストリーミングしたり、ダウンロードしてオフラインで再生できるようになります。広告は一切ありません。
macOSの以前のバージョンにはiTunes 12.8をいつでもダウンロードできます。Windowsパソコン向けのiTunesアプリケーションも、こちらからどうぞ。iTunes 12.8 Windows Windows Store

iTunes – Apple

High SierraとMojaveのiTunes

　確認してみたところ、現在最新のmacOS 10.14 Mojave Build 18A391に含まれているiTunesは「iTunes 12.9.0.164」で、Appleがスタンドアロンで公開している「iTunes 12.8.0.150」よりも新しいバージョンとなっており、

iTunes 12.8.xのインストーラーは「macOS 10.13 High Sierra (macOS 10.13.99)」以前のバージョンを求めるようになっていました。これはAppleのサポートドキュメントにも記載され、アプリケーションの管理機能を搭載したiTunes v12.6.xシリーズはmacOS Mojaveとは互換性が無いので、これらを利用したい方はHigh SierraのMacを残しておく必要がありそうです。

If you can’t update to macOS 10.14 Mojave, you might still be able to get some updates for iTunes (up to iTunes 12.8). Open the App Store on your Mac, then click Updates at the top of the App Store window. If any iTunes updates are available, click Install.

Update to the latest version of iTunes – Apple Support

　ちなみに、先月から発売が開始されたiPhone XS/XS Max/XRシリーズをiTunesでアクティベートするにはiTunes 12.8 for macOS/iTunes 12.9 for Windows以降のiTunesが必要となっています。

MacまたはWindowsパソコン上のiTunesとの同期には以下が必要：

Mac：OS X 10.11.6以降

Windowsパソコン：Windows 7以降

iTunes 12.8以降（Mac）、iTunes 12.9以降（Windowsパソコン）（www.itunes.com/jp/downloadから無料でダウンロード可能）

iPhone XSのシステム要件より