Apple、2021年5月にリリースしたmacOS 10.14 Mojave/10.15 Catalina向け「セキュリティアップデート 2021-004/-003」のpkg版を公開しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2021年06月02日、05月24日に「macOS Big Sur 11.4」などと同時に公開したmacOS 10.14 MojaveおよびmacOS 10.15 Catalina向けのセキュリティアップデート「Security Update 2021-004 (Mojave)」および「Security Update 2021-003 (Catalina)」のパッケージインストーラー版を公式サイトで公開しています。
Appleのセキュリティコンテンツによると、セキュリティアップデート2021-004 MojaveではCVEベースで42件、セキュリティアップデート2021-002 CatalinaではCVEベースで48件の脆弱性が修正されており、中にはGatekeeperのチェックをバイパスし悪意のあるコードが実行させる可能性のあるApple Scriptの脆弱性などが修正されているので、ネットワークに接続していない環境でMacを使用している方などはチェックしてみてください。
セキュリティアップデート2021-003をすべてのユーザに推奨します。このアップデートを適用するとmacOSのセキュリティが向上します。
リリースノートより
セキュリティアップデート後のビルドナンバー
Version Build |
macOS 11 Big Sur | macOS 10.15 Catalina |
macOS 10.14 Mojave |
---|---|---|---|
2020年11月12日の アップデート |
macOS 11.0.1 20B29(初期リリース) |
macOS 10.15.7 19H15 |
macOS 10.14.6 18G6032 |
2020年12月14日の アップデート |
macOS 11.1 Big Sur 20C69 |
macOS 10.15.7 19H114 |
macOS 10.14.6 18G7016 |
2021年02月01日の アップデート |
macOS 11.2 Big Sur 20D64 |
macOS 10.15.7 19H512 |
macOS 10.14.6 18G8012 |
2021年04月26日の アップデート |
macOS 11.3 Big Sur 20E232 |
macOS 10.15.7 19H1030 |
macOS 10.14.6 18G9028 |
2021年05月24日の アップデート |
macOS 11.4 Big Sur 20F71 |
macOS 10.15.7 19H1217 |
macOS 10.14.6 18G9216 |
- Security Update 2021-003 (Catalina) : 1.43 GB – Apple Support
- Security Update 2021-004 (Mojave) : 1.79 GB – Apple Support
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