macOS 10.14 MojaveではWindows PCからデータを移行する「移行アシスタント」もアップデートされ、Outlookなどサードパーティアプリからのデータの移行も可能になるようです。詳細は以下から。
Appleは現地時間2018年08月06日、開発者向けに「macOS Mojave 10.14 beta 6 Build 18A353d」を公開しましたが、同バージョンからはWindows PCからMacへスイッチするユーザー向けに搭載されている、Windows PCのデータをMacへ移行するユーティリティアプリ「移行アシスタント」のアップデートが開始されているそうです。
Whaaaaaat pic.twitter.com/eWEJ84DLNV
— YRH04E (@YRH04E) 2018年8月6日
Starting in macOS Mojave 10.14 beta, the Setup Assistant and Migration Assistant applications are able to migrate certain data from a PC running Windows. Your accounts are transferred, along with their documents, email, contacts, and calendar data from popular programs such as Microsoft Outlook.
Apple Developer Toolsより
Appleは2015年にリリースしたOS X 10.11 El Capitanで移行アシスタントをアップデートし、P2P over Wi-Fiをサポートしましたが、macOS Mojaveの移行アシスタントではMicrosoft Outlookなどのサードパーティ製アプリからアカウントやドキュメント、メール、カレンダーデータなどが移行できるようになると記載されているため、次回のアップデートでは現在も移行可能な以下のアプリからのデータに加えサポートされるアプリなどが増えるようです。
現在転送できるデータ
- Microsoft Outlook (32-bitのみでOutlook 2013/2016は非対応)
- 連絡先
- 予定
- POP/IMAP/Exchange設定およびメッセージ
- ピクチャ
- Outlook Express
- 連絡先
- POP/IMAP設定およびメッセージ
- Windows Live Mail
- POP/IMAP設定およびメッセージ
- Windows メール
- POP/IMAP設定およびメッセージ
- Internet ExplorerおよびSafari, Firefox
- お気に入り
- iTunesコンテンツ
- ミュージック、ムービー、その他のiTunesライブラリファイル
- お気に入り
- 言語、位置情報などのシステム設定
Windows PCからのデータ移行には最新の「Windows 移行アシスタント」アプリが必要で、AppleのDeveloperポータルサイトで公開されているので、試したい方はアクセスしてみてください。
- Apple Developer – Apple
- Windows パソコンから Mac にデータを移行する – Apple サポート
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