OS X 10.11 El Capitanの「移行アシスタント」ではP2P over WiFiを利用してより高速にデータを移行することが可能になっているそうです。詳細は以下から。
Appleが公開しているEl CapitanのReviewers Guideを読んでいたところ、El Capitanに搭載されている「移行アシスタント」はバージョンアップされ、新たにP2P over WiFiが利用出来るようになっているそうです。
Peer-to-peer migration
Migration Assistant now uses peer-to-peer Wi-Fi to speed up data transfer.
via Apple
外見
移行アシスタント自体は外見上大きく変わったところはありませんでしたが、El Capitanの移行アシスタントでは「現在のワイヤレスネットワーク」という項目が増え、接続されているWi-Fiのネットワーク名が表示されるようになっています。
MacBook Retinaへの移行も高速に?
Wi-FiでのP2P接続が可能になったことで、今までAirMacなどのWi-Fiルーターを経由してデータを転送していた移行アシスタントが、直接Mac同士をつなげてデータをやり取りすることで移行プロセスが高速化していると思われ、
また、このアップデートは一時問題になっていたUSB-Cポートを1ポートしか搭載していないMacBook (Retina, 12-inch, Early 2015)への対応措置のようで、移行アシスタントに関するAppleのサポートページもアップデートされており、Macにより細分化されていた注意事項などがなくなっていました。
どれほどの時間短縮になるかはテスト機の関係上試していませんが、新しい移行アシスタントではより高速にデータの移行が可能になっているはずなので、これからMacBook Retinaなどの購入をする方は試してみてください。
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