ParallelsがParallels Desktop for Macで「macOS 10.14 Mojave beta」をホスト/ゲストとして利用した場合の不具合情報を公開しています。詳細は以下から。
Parallelsシリーズを開発しているParallels, Inc.は現地時間2018年06月07日、現在Appleが開発者向けに公開している「macOS Mojave 10.14 beta Build 18A293u」を「Parallels Desktop v13 for Mac(以下、PD)」のホストまたはゲストOSとして利用した場合に発生する不具合をまとめたサポートページを公開しています。
Information
According to our latest research, Parallels Desktop 13 for Mac works stable on macOS 10.14 Mojave with no major issues.If you want to upgrade your virtual machine to macOS 10.14 Mojave Beta, please take a backup and look through the list of known issues below.
KB Parallels: Known issues with macOS 10.14 Mojave and Parallels Desktop for Mac
既存の不具合
Parallelsによると、現在ParallelsのエンジニアチームはPDをmacOS 10.14 Mojaveに対応させるため動いているそうで、Mojaveのbeta版はHigh Sierraのbeta版と違い大きな問題はないようですが、サポートページの通りPD Toolsを利用した場合や新規インストール時にグラフィックスの不具合が目立つようなので、利用される方はサポートページをチェックしてみて下さい。
macOS Mojaveを仮想マシン(ゲストOS)として利用した場合
- macOS 10.14 Mojaveアップグレード後、仮想マシンの画面が黒く(映らなく)なる。
- 対処法 : Parallels Toolsをアンインストールしてみてください。
- macOS 10.14 Mojaveアップグレード後、仮想マシンの解像度が低くなる。
- Parallels Tools無しでのPDの解像度は最大1024*768で、Parallels Toolsをインストールした場合、全てのグラフィックスが失われる不具合があります。
- macOS 10.14 Mojave新規インストール時にマウススクロールが動作しない。
- 解決策はなく、現在対応中。
- macOS 10.14 Mojave新規インストール時に一部GUIの要素(チェックボックスなど)が見えない場合がある。
- 解決策はなく、現在対応中。
macOS MojaveをホストOSとして利用した場合
- PDがアクティブでない場合、PDの設定が表示されない場合がある。
- 解決策はなく、現在対応中。
- PDでWindowsのゲストOSを利用する場合、「Internet Explorerで開く」機能用のSafariプラグインがインストールされない。
- 解決策はなく、現在対応中。
- Windowed view mode内で仮想マシンを利用するとデバイスLEDインジケーターが動かない
- “Hide devices”(◀ボタン)をクリックして、再度”Show devices”▼ボタンをクリックする。
- リソース使用率ウィンドウが透過している。
- 解決策はなく、現在対応中。
- “Application (Parallels)”フォルダのアイコンが壊れている。
- 解決策はなく、現在対応中。
- 一部のUIダイアログがボールドやシステムフォントと一致しない。
- 解決策はなく、現在対応中。
- 仮想マシンの共有アプリケーションがmacOS MojaveのDockの最近利用したアプリエリアに表示されない。
- 解決策はなく、現在対応中。
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