AppleがmacOS 10.13.4 High Sierraで「HEIF/HEIC」フォーマットの書出しをネイティブサポートしています。詳細は以下から。
Appleは昨年末リリースしたmacOS High SierraおよびiOS 11で高効率の画像フォーマット「HEIF/HEIC(High Efficiency Image File:拡張子は.heic)」の表示や読み込みをネイティブサポートしましたが、昨日リリースされたmacOS 10.13.4では新たに「HEIF(.heic)」イメージの書出しがmacOSでネイティブサポートされています。
And for camera capture, we’re seeing up to a 2 times better compression compared to H.264 and JPEG. So, another really big deal here.And we’re making all of these changes today. So, if you’ve installed the iOS, iOS 11 seeds, we’ve enabled HEVC Movie and HEIF Image Capture by default.
Working with HEIF and HEVC – WWDC 2017 – Videos – Apple Developer
HEIFフォーマットでの書き出し
HEIFの書き出しがネイティブサポートされたことで、プレビューアプリなどで[書き出す…]オプションを選択すれば今まではJPEG/JPEG-200/OpenEXR/PDF/PNG/TIFFがデフォルトでしたが、
macOS 10.13.4アップデート後はHEIFフォーマットが選択可能となっており、ロスレスから圧縮率(品質)を指定しての書き出しが可能なので、アップデートされた方は試してみて下さい。
おまけ
使用する画像や書き出し時の品質設定にもよりますが、macOS 10.13.4に同梱されている「インク・クラウド」の壁紙をHEIFで書き出し後のファイルサイズは以下のとおりです。
追記
QuickTime Player XのHEVC書き出しはmacOS 10.13.0からサポートされています。
- Working with HEIF and HEVC – WWDC 2017 – Videos – Apple Developer
コメント
ロスレスでもJPGと同じか・・・優秀だなぁ。
JPEGと容量変わらないじゃんと思ったらロスレスだった…(驚愕
いいね! 普及すると
ついにこの日が来たか!
HEIFの為に機材だけ揃えて書籍の自炊を控えてたんだよ
明日から裁断しまくるぞー