iOS 11.3ではiPhoneのパフォーマンスが低下する可能性のある「バッテリーの状態」を確認する事できます。詳細は以下から。
Appleは現地時間2018年03月29日、垂直面、ポスター、絵画などを検知するARKit v1.5やiPhone Xで利用可能なドラゴン、熊、頭蓋骨、ライオンのアニ文字を追加した「iOS 11.3」を公開しましたが、このiOS 11.3では昨年12月に話題となりAppleが声明を発表した「バッテリーの劣化によりiPhoneのパフォーマンスが低下する」問題に対応するため、新たにこれらの状態を確認できる「バッテリーの状態」機能が追加されています。
バッテリーの状態(ベータ)
- iPhoneのバッテリー最大容量およびピークパフォーマンス性能の情報を表示
- 突然のシャットダウンを防ぐために最大パフォーマンスを動的に管理するパフォーマンス管理機能がオンであるかどうかを表示、およびそれを無効にするオプションを追加
- バッテリーの交換が必要な場合それを推奨する機能
リリースノートより抜粋
バッテリーの状態(ベータ)
iOS 11.3のバッテリーの状態機能は現在のところベータ版として搭載されていますが、新たに設定アプリから[バッテリー] → [バッテリーの状態 (ベータ)]へ進むことで、お使いのiPhoneの最大容量および現在のパフォーマンス性能をチェックすることが可能になっており、
上記の例ではバッテリー容量およびパフォーマンス性能に問題はありませんが、バッテリーが劣化するとこの表示が以下の様に4パターンに変化し、iOSによるパフォーマンス性能の制限解除やバッテリーの交換を目安を教えてくれるので、iPhoneユーザーの方はチェックしてみて下さい。
この機能はiPhone 6以降のiPhoneでのみ(iPadは不要)利用できるそうです。
- バッテリーが通常の場合
▶ 標準のピークパフォーマンスに対応。 - バッテリーがピーク電力を供給できない場合
▶ パフォーマンス管理が適用、またはユーザーがオフにする事が可能。 - バッテリーの状態が不明な場合
▶ バッテリーが正しく取り付けられていないか、バッテリー部品が不明。 - バッテリーが劣化している場合
▶ バッテリーの交換をする事で元のパフォーマンスに戻る。
- iPhone のバッテリーとパフォーマンス – Apple サポート
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