macOS 10.13.4 betaではeGPU利用時に「Eject GPU」ボタンがメニューバーに表示されホットプラグに対応しているもよう。

macOS 10.13.4のeGPUホットプラグ eGPU
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 macOS 10.13.4 betaではeGPU利用時に「Eject GPU」ボタンがメニューバーに表示されホットプラグに対応しているようです。詳細は以下から。

Apple eGPUのアイコン。

 Appleは現在開発を続けているmacOS High SierraでグラフィックスAPI「Metal」にVRを支援するAPI「Metal VR」を追加し、SteamVRなどVRヘッドセットに対応するため、2018年春にHigh SierraでeGPUおよびVRをサポートすると発表していますが(*iMac Proは既に対応済)、本日開発者向けに公開された「macOS 10.13.4 beta」ではeGPUのホットプラグに対応しているそうです。

Macのためのバーチャルリアリティ。まったく新しい世界へ。
macOS High Sierraなら、デベロッパのみなさんはインタラクティブなバーチャルリアリティ体験をMac上で初めて作り出せるようになります。利用できるのは、新しいiMac Retina 5Kディスプレイモデル、2017年12月に登場する新しいiMac Pro、または外付けGPUと組み合わせた対応するMacです3。ValveのSteamVRとHTC ViveのVRヘッドセットのために最適化されたサポートや、Final Cut Pro X、Epic Unreal 4 Editor、Unity Editorなどのコンテンツ制作アプリケーションもそろっているので、必要なものすべてを手に入れたデベロッパが臨場感あふれる新しい世界を作り出し、あなたを夢中にさせるでしょう。

  • 3.2018年春に予定されています。

High Sierraプレビューより

 eGPU.ioのIT SAGAさんによると、これまでのHigh SierraはeGPU接続時に一度ユーザーをログアウトし、ログインすることでeGPUを認識させていましたが、macOS 10.13.4 betaではeGPU接続時にメニューバーにeGPUの接続状態を表示するアイコンが追加され、eGPUを接続するだけでGPUが起動し、取り外したい場合は追加されたeGPUアイコンから[Eject GPU]を選択するだけで解除することが可能になっているそうです。

macOS 10.13.4のeGPUホットプラグ

With the release of High Sierra 10.13.4 beta today, we noticed significant improvements for external graphics use. The first visual change is the addition of a top menu icon, dedicated to ejecting an attached eGPU prior to physically disconnecting it. This button remains on the menu bar once you eject the eGPU, but its status shows “no removable GPU.”Another welcome enhancement is true hot-plug functionality. Prior to 10.13.4, hot-plugging an external GPU would bring a notification message to log out then log back in to use eGPU. This is no longer necessary.

State of External GPU in macOS – High Sierra 10.13.4 Update – eGPU.io

 この機能はAppleがドライバを開発しているAMD系のGPU(Radeon RX 580やVega)のみで、Appleは既に複数のeGPUサポートを進めているというレポートもあるので、今後のBeta版で何か発表があるかもしれません。

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