DVIビュワーに表示さたLaTeXファイルを直接編集できるMac用エディタ「Compositor」がレンダリングパフォーマンスを大幅に改善したと発表しています。詳細は以下から。
CompositorはLaTeXコードを書きコンパイルしDVIビュワーで表示を確認する通常のLaTeX編集方法とは違い、DVI出力を直接編集することでLaTeXファイルが変更されるDVIビュワー兼LaTeXエディタですが、このCompositorがレンダリングパフォーマンスを大幅に改善したv0.9.7を公開しています。
Compositor 0.9.7 will bring a significant (~10-fold) improvement in page rendering performance. That’s one page full of text, zoomed to fit: pic.twitter.com/HurHrGYbvc
— Karl Traunmüller (@compositorapp) 2017年8月16日
Compositor is a WYSIWYG LaTeX for Mac developed by Austrian Mac & iOS developer Karl Traunmüller.This video is a demo of the performance characteristics of the app (as of version 0.9.7).
YouTubeより
Compositorを開発しているオーストリアのMac/iOSエンジニアのKarl Traunmüllerさんにると、v0.9.7ではこれまで約5ミリ秒かかっていたレンダリング時間が1ミリ秒以下に短縮され、全体的なパフォーマンスとしても100ページ以上のDVIファイルを約1秒で表示することが可能になっているとのことなので、ユーザーの方はアップデートしてみて下さい。
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