サブスクリプション制に移行した「Ulysses for Mac」のシートからMarkdownファイルを取り出す方法です。詳細は以下から。
本日WordPressやMarkdownをサポートしたエディタアプリ「Ulysses」がサブスクリプション制に移行しましたが、これを期に他のアプリへの移行を考えている方も少なからずおり、Ulysses側もそれを見越して14日間のトライアル期間後も書き出し機能だけは利用できるようにしてくれているため、この機能を利用して今まで書いたMarkdownファイル(シート)をMarkdown形式で書き出す方法をまとめました。
We can finally offer a free, cross-platform trial. Ulysses can now be downloaded and fully tested for 14 days, on all devices, including sync, no price or strings attached. After 14 days, the app will switch into read-only mode, with export still enabled.
Ulysses Switches to Subscription – Ulysses Blog
クイック書き出し機能を使う
Ulysses for Macには「クイック書き出し」機能という書き出し機能が用意されており、シート又はグループを選択しコンテキストメニューから[クイック書き出し] → [テキスト] → [Markdown]を選択すれば作成したシートをMarkdown形式(.md)で書き出すことが可能で、その他PDFやePub, HTML, DOCX, プレーンテキストでの書き出しもサポートしています。
スクリプトを使う
Ulysses for Macの「クイック書き出し」機能はシートとグループを選択しMarkdownファイルを書き出すことが出来ますが、この機能は複数のシートを個別に書き出すのではなく、グループなどシートを複数選択すると1つのmdファイルにまとめられてしまうため、個別に書き出したい場合はKevin Marchandさんが公開しているPythonスクリプトを利用します。
”ulysses-markdown-export”スクリプトはUlyssesファイル”.ulysses”内にあるxmlやimg, txtファイルなどから、Markdownファイルであるtxtファイルのみを取り出してくれるスクリプトで、使い方はUlyssesアプリから書き出したいシートをデスクトップなどにドラッグ&ドロップしスクリプトを実行するだけで、”.ulysses”ファイルから”.md”ファイルを取り出してくれるので、他のアプリへの移行やバックアップを取りたい方は利用してみて下さい。
*スクリプトを使う場合はUlyssesのシートが保存してあるディレクトリと、書き出すディレクトリを自身で書き換えて下さい。
udir = '/Users/username/Desktop/ulysses-sheets' # specify folder containing copied Ulysses pages here outdir = '/Users/username/Desktop/output-directory' # specify output folder here (with no trailing "/")
コメント
いいアプリだけどたかがメモアプリに月500円払うつもりはない
動画定額の半額だと思うとあまりにも高く感じる
これからサブスクリプションが主流になってくるだろうし
アプリ開発者は消費者としてアプリを複数以上利用する場場合割高に感じるかどうか是非考えて欲しい
自分らのアプリだけ利用するわけじゃないんだから
たかがメモアプリ、という使い方であれば別に使わなくていいでしょうね。
少なくともulyssesがメインターゲットとしているのはそういう層ではないですから。