macOS 10.13 beta 4ではインストーラーのAPFS変換オプションが削除され、条件を満たした全てのMacがAPFSへ変換されるもよう。

macOS 10.13 High Sierraのインストーラーアイコン。 macOS High Sierra
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 macOS High Sierra 10.13 beta 4ではインストーラーのAPFS変換オプションが削除され、条件を満たした全てのMacがAPFSへ変換されるようです。詳細は以下から。

macOS 10.13 High Sierraのインストーラーアイコン。

 Appleは2017年07月24日、次期macOSとなるmacOS 10.13 High Sierraの4th Betaを開発者向けに公開しましたが、元GoogleのエンジニアのSindre SorhusさんやPike R. Alphaさんによると、このバージョンから以前までインストーラに表示されていたシステムボリュームのAPFSへのアップグレードオプションが削除されているそうです。

Apple removed the checkbox from the installer – on APFS capable hardware. The one that allowed us to skip the APFS conversion, but a new environment variable added to the latest installer script should work around this. And in case that’s still not enough…

Script to check APFS conversion settings – Pike’s Universum

 このオプションはMacのシステムボリュームをHFS+からAppleの新しいファイルシステム「APFS」へアップグレード(変換)するのをオプトインで提供するもので、SSDを搭載したMacにHigh Sierraをインストールする際に表示されていましたが、Beta 4ではこのオプション(プロセス)が消え条件を満たしたMacは全てAPFSへ変換されるようです。

High SierraでAPFSへ自動変換されるフォーマット。

 現在のところ、Parallels DesktopVMware Fusionなどの仮想マシンはAPFSボリュームからの起動をサポートしていないため、ユーザーはこのチェックボックスを外してインストールしていましたが、このオプションが削除されたためHigh Sierraの仮想マシンを構築したい方はBeta 3のインストーラを利用するしか無いようです。

 また、PikerさんはPlistBuddyコマンドを利用し、macOSのインストーラーのAPFS変換オプションをチェックするスクリプトを公開しているので、興味のある方はチェックしてみて下さい。

コメント

  1. 匿名 より:

    ホント大丈夫なの?APFS・・・

  2. 匿名 より:

    インストール出来る機種は強制的にAPFSて事? HDD搭載機種でも?
    APFSは確かにSSDに最適化されてるはずだよね? HDDでも恩恵あるの?
    正式リリースされても情報が出るまで様子見だな。

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