macOS High Sierra 10.13 beta 4ではインストーラーのAPFS変換オプションが削除され、条件を満たした全てのMacがAPFSへ変換されるようです。詳細は以下から。
Appleは2017年07月24日、次期macOSとなるmacOS 10.13 High Sierraの4th Betaを開発者向けに公開しましたが、元GoogleのエンジニアのSindre SorhusさんやPike R. Alphaさんによると、このバージョンから以前までインストーラに表示されていたシステムボリュームのAPFSへのアップグレードオプションが削除されているそうです。
Don't get me started how hard it was to get High Sierra on a VM, as Beta 4 doesnt have an option to not have APFS and VMs don't support APFS
— Sindre Sorhus (@sindresorhus) 2017年8月3日
Apple removed the checkbox from the installer – on APFS capable hardware. The one that allowed us to skip the APFS conversion, but a new environment variable added to the latest installer script should work around this. And in case that’s still not enough…
Script to check APFS conversion settings – Pike’s Universum
このオプションはMacのシステムボリュームをHFS+からAppleの新しいファイルシステム「APFS」へアップグレード(変換)するのをオプトインで提供するもので、SSDを搭載したMacにHigh Sierraをインストールする際に表示されていましたが、Beta 4ではこのオプション(プロセス)が消え条件を満たしたMacは全てAPFSへ変換されるようです。
現在のところ、Parallels DesktopやVMware Fusionなどの仮想マシンはAPFSボリュームからの起動をサポートしていないため、ユーザーはこのチェックボックスを外してインストールしていましたが、このオプションが削除されたためHigh Sierraの仮想マシンを構築したい方はBeta 3のインストーラを利用するしか無いようです。
また、PikerさんはPlistBuddyコマンドを利用し、macOSのインストーラーのAPFS変換オプションをチェックするスクリプトを公開しているので、興味のある方はチェックしてみて下さい。
コメント
ホント大丈夫なの?APFS・・・
iPhoneはもうAPFSだしw
インストール出来る機種は強制的にAPFSて事? HDD搭載機種でも?
APFSは確かにSSDに最適化されてるはずだよね? HDDでも恩恵あるの?
正式リリースされても情報が出るまで様子見だな。