Apple Pencilの遅延をProMotionをサポートしたiPad Proでリフレッシュレートを60Hz/120Hzに変化させて比較してみた。

iPad Pro第2世代のアイコン。 iPad Pro
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 Apple Pencilの遅延をProMotionをサポートしたiPad Proでリフレッシュレートを60Hz~120Hzに変化させて比較してみました。詳細は以下から。

iPad Pro第2世代のアイコン。

 Appleはディスプレイのリフレッシュレートを最大120Hzまでにすることが出来るProMotionテクノロジーをサポートした新しい第2世代iPad Pro 10.5/12.9インチモデルを新たに発売しましたが、同モデルではアクセシビリティの機能としてリフレッシュレートの最大値を60Hzにまで下げる機能も搭載されていたので、この機能を利用してApple Peniclの遅延(レイテンシー)の比較をしてみました。

iPad Pro 10.5インチでフレームレートを60Hzへ制限する方法。

再設計された驚くほど美しいiPad ProのRetina®ディスプレイには、最大で120Hzのリフレッシュレートが得られる、新しいProMotionテクノロジーが採用されています。これにより、流れるようなスクロールの操作性とさらに素早い反応、これまで以上にスムーズな動画コンテンツの視聴を実現しました。また、このテクノロジーにより、Apple Pencilの反応がさらに向上し、レイテンシが業界最高水準の20ミリ秒にまで軽減されたため、より滑らかで自然な描画が可能になります。

Apple、新しい10.5インチiPad Proと12.9インチモデルのアップデートを発表 – Apple

 テスト環境は以下の通りでProMotionテクノロジーをサポートしたProcreateアプリで適当な線を描いた様子をiPhone 7のカメラアプリでスローモーション撮影(720p/240fps)しています。

  • iPad Pro 10.5インチ
  • Apple Pencil
  • Procreateアプリ

 通常の速度ではあまり見えないと思いますが、3秒ほどの動画をスロー再生すると非ProMotion(60Hz)の方の軌跡に若干の遅延が生じるのに対し、ProMotion(120Hz)の方の軌跡はApple Pencilのペン先からほぼ離れず正確に描写されているのがわかると思います。

その他のProMotion効果

 その他、ProMotionテクノロジーの効果はApple Pencilを利用した時だけではなく様々なところで見て取れ、iPad Proを2つ(またはiPad ProとiPad)用意できるならば、アプリを起動したり、

長いWebサイトのスクロールするだけでも60Hzと120Hzのディスプレイの違いが確認できると思うので、新しいiPad Proが展示してあるApple Storeや家電量販店などが近くにある方はチェックしてみて下さい。

おまけ

 Astropad開発者のMattさんらも新しいiPad Proの動作を確認しているようなので、今後対応するかもしれません。

コメント

  1. 匿名 より:

    スクロールでは特に目に優しいかもしれないですね。

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