macOSのパッケージ管理ツールHomebrewの公式サイトを装い、マルウェアをダウンロードさせるサイトが確認されているので注意を。

Homebrew for mac scam-site Hero セキュリティ
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 macOSのパッケージ管理ツールHomebrewの公式サイトを装い、マルウェアをダウンロードさせるサイトが確認されているので注意してください。詳細は以下から。

Homebrew 3.0

 カナダでセキュリティエンジニアをされているRyan Chenkieさんらによると、現在GoogleのスポンサーリンクにmacOSのパッケージ管理ツール「Homebrew」の公式サイトを装い、Macにマルウェアをダウンロード(cURL)させようとするサイトが掲載されているそうです。

 このサイトは、brew.shに似たbrewe[.]shドメインを取得しユーザーのタイプミスを狙い悪意にあるWebサイトへ誘導するタイポスクワッティング(Typosquatting)手法を利用しており、既にVirusTotalやGoogleに報告され、SafariやChromeではセーフブラウジング機能でブロックされるようになっていますが、

Homebrew for mac scam-site

HomebrewやOBS Studioなどのオープンソースプロジェクトの公式サイトを装い、マルウェアをダウンロード/インストールさせようとするサイトは度々報告されているので、ユーザーの方は注意してください。

追記

 いただいたコメントによると、brewe[.]sh以外にもbrewmacos[.]comなど複数のサイトがHomebrewの公式サイトをコピーし現在も稼働しているそうで、

Homebrewの偽サイト

これらのページも既にセーフブラウジング機能でブロックされるようになっています。

cURLでダウンロードされるファイルには、macOSのキーチェーン・パスワードやシステム情報、ブラウザデータ、ウォレットなどの情報を搾取するAtomic macOS Stealer (AMOS)が検出されています。

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