iPad/iPhone用グラフィックタブレットアプリ「Astropad」がv2.0へアップデートし、最大3倍高速になったと発表しています。詳細は以下から。
iPad/iPhoneにMacの画面を映し出し、液タブ化するアプリ「Astropad」シリーズを開発しているAstro HQは本日、同社のiPad用アプリ「Astropad」および、iPhone用アプリ「Astropad Mini」をv2.0へアップデートしたと発表しています。
Astropad v2.0の新機能
Astropad開発者のGiovanni Donelliさんによると、Astropad/Astropad Mini v2.0では新たに同アプリのエンジンとなるLIQUIDをアップグレードすることで、高速化やパフォーマンスが改善されされたとしています。主な改善点は以下のとおり。
- LIQUIDをアップグレード
▶ピクセレーションを減らすことで最大3倍高速化 - 新しい速度制御
▶単位あたりのネットワーク状態を監視し、イメージとレイテンシーのバランスを制御 - 1/3のCPUと1/4のメモリ
▶パフォーマンスの改善により、バッテリー駆動時間でより長時間の作業が可能 - 精錬された圧力曲線
▶アーティストのチューニングにより、より自然な描き心地に - ソフトウェアの互換性
▶Affinity Designer, Art Rage, Clip Studio, Lightroom, Mischief, Sketchbook Proなど多くのアプリでパンとズームジェスチャーをサポート - カーソルを隠す
▶「描画中にカーソルを隠す」オプションが利用可能に
Astropadの価格は3,600円のままですが、iPhone用のAstropad Miniは引き続き無料で利用可能で、Mac用クライアントもv2.0へアップデートされているので、興味のある方は利用してみてください。
Astropad/Mini 3,600円/無料
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- Astropad for iPad | Drawing Tablet App – Astropad
コメント
CLIPSTUDIOPAINTで使ってみました。
今までは、丸ペンの線の終点で丸いインクだまりが結構な割合で発生していたのですが、今のところ発生せず。また、二本指を並行に動かしてキャンパスの位置を変えることもできるように。
速度も以前より良い感じ。筆圧がスムーズにかかるようになって、滑らかな感じで線が引けるようになってました。
やっと使えるようになったって感じです。あとはインターフェイスさえ使いやすければ。