ターミナルからMacのボリュームやWi-Fiなどのシステム設定を行える「m-cli」がリリースされています。詳細は以下から。
m-cliはGabriel Guarinoさん公開した「Mac CLI」をベースにRogelio CedilloさんがLAMP, SSHなどパッケージに依存した機能を省き、Macのシステム設定のみをターミナルから行えるようにしたコマンドラインツールです。
m-cli
💥 Swiss Army Knife for Mac OS X !
Thanks
guarinogabriel/Mac-CLI was a great source of inspiration.rgcr/m-cli: Swiss Army Knife for Mac OS X – GitHub
インストール
インストールは以下のコマンドをターミナルに入力し、m-cliをダウンロード(curl)してインストールするだけで、「m」コマンドが利用できるようなり、
curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/rgcr/m-cli/master/install.sh | sh
以下のオプションを付けて実行することで、Macのシステム設定やハードウェア状態を確認することが可能となります。
- help : ヘルプ
- battery : バッテリー状態
- bluetooth : Bluetoothの状態/ON/OFF
- dir : ディレクトリをtree構造で表示, 空のディレクトリを削除
- disk : ディスクのマウント, Eject, フォーマットなど
- dns : DNSキャッシュをリセット
- dock : Dockの位置や自動的に隠す, 拡大などの設定
- finder : Finderに隠しファイルを表示, 状態の確認
- firewall : FirewallのON/OFF, 状態の確認
- gatekeeper : GatekeeperのON/OFF, 状態の確認, ルールリストを表示
- hostname : 現在のホストネーム情報の表示
- info : macOSのバージョンを確認
- lock : スクリーンロック
- ntp : NTPサービスのON/OFF, 状態の確認
- network : ネットワーク情報の表示
- nosleep : スリープ設定
- restart : システムのリスタート
- safeboot : セーフブート
- screensaver : スクリーンセーバーの実行
- service : macOSのサービス情報の表示, サービスのStart/Stop
- shutdown : macOSをシャットダウン
- sleep : macOSをスリープ
- timezone : 現在のタイムゾーンを確認, 設定
- trash : ゴミ箱情報の確認, 削除
- user : macOSのユーザーリスト表示, ユーザー作成
- volume : ボリュームレベルの設定, ミュート
- vpn : VPN接続情報の表示, VPNへの接続/停止
- wallpaper : 壁紙の設定
- wifi : Wi-Fiの情報の表示, スキャン, 接続情報, 接続/停止
コメント
記事に紹介されている方法ではインストール出来ませんでした。なのでgithubのページに行って、INSTALL_DIRを指定する方法でホームディレクトリにインストールして/usr/localに移動しました。