Apple、Safari v13.1にGoogle Chromeに保存されているパスワードをiCloudキーチェーンにインポートする機能を追加しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2020年03月24日、macOS Catalinaの4度目のアップデートとなる「macOS Catalina 10.15.4 Build 19E266」をリリースしましたが、同時にリリースされた「Safari v13.1」では、Google ChromeブラウザからパスワードをiCloudキーチェーンにインポート(読み込み)する機能が追加されています。
ChromeでのパスワードをiCloudキーチェーンに読み込んで、Safariやすべてのデバイスでパスワードを簡単に自動入力するためのオプション追加
リリースノートより
この機能はSafariの[ファイル]メニュー → [読み込む] → [Google Chrome]から利用可能で、その後に表示されるオプションで[✅パスワード]を選択しておくと、その後、Chrome Safe Storageのユーザーパスワードを求められ、
インポートが終了すると、Safariの環境設定 → [パスワード]タブにGoogle Chromeに保存されていたパスワードがインポートされていることが確認できるので、Chromeに保存してあるパスワードをSafariでも利用したい方は試してみてください。
この機能は、macOS 10.13 High SierraおよびmacOS 10.14 Mojaveへ提供されているSafari v13.1でも利用可能です。
おまけ
ちなみに、Safari v13からは弱いパスワードでログインするとパスワードを変更するように促されるので、Google Chromeに保存しているパスワードが弱い場合、複数の警告が表示されるはずです。
コメント
はじめまして。
Big Surのバージョン14.0.2 のsafariでは、[読み込む]の項目がなくなっているようで、どうにかできる方法があれば教えていただけますでしょうか。
よろしくお願い申し上げます。