ホットコーナーを利用してデスクトップを表示すると、デスクトップ上のアイコンが反応しなくなる問題などを修正した「DisplayLink Manager v1.6.1 for macOS」がリリース。

　ホットコーナーを利用してデスクトップを表示すると、デスクトップ上のアイコンが反応しなくなる問題などを修正した「DisplayLink Manager v1.6.1 for macOS」がリリースされています。詳細は以下から。

　英DisplayLink(Synaptics傘下)は現地時間2022年02月23日、外部ディスプレイが+1台という制限のあるApple M1チップ搭載のMacで2台(Mac miniは3台)以上のマルチディスプレイ環境を可能にする、DisplayLinkチップ搭載のUSBグラフィックアダプタ用ユーティリティ/ドライバ「DisplayLink Manager v1.6.1」をリリースしています。

DisplayLinkグラフィックアダプタで+2台、Apple M1チップ搭載のMacBook Proの標準出力で+1台のトリプルディスプレイ環境

　DisplayLink Manager v1.6.1では、Apple M1チップ搭載のMacでもUSBグラフィックアダプタに接続した外部ディスプレイの回転(ポートレートモード)をサポートした「DisplayLink Manager v1.6.0」で報告されていた、macOSのホットコーナー機能を利用して「デスクトップ (Show Desktop)」を実行すると、デスクトップ上のアイコンが反応できなくなる不具合が修正されているそうです。

In Mac version 1.6 of DisplayLink on M1 MacBook Pro 13″ (Monterey, 12.1), I can no longer click on desktop icons using the Mac’s built-in Show Desktop function.

Cannot click desktop icons using Mac’s Show Desktop function – DisplayLink forum

　同バージョンでは、この他、DL-6xxxチップ搭載のEthernetポート付きUSBグラフィックアダプタで低消費電力Ethernet PHYsの動作が改善され、左右2つのパネルを利用し5K(512×2880)解像度の1画面表示を行う“tiled 5K monitor“に2つのDPケーブルを接続/解像度を変更すると、アプリがフリーズしてしまう問題が修正されているそうなので、DisplayLink社製のチップを搭載したUSBグラフィックアダプタをお持ちの方はアップデートしてみてください。

Changes in 1.6.1 release

• Fixed issues with “Show Desktop” feature where displaying desktop using Hot Corners can make some desktop icon unresponsive (PS1603, VIFR799)
• DL-6xxx: improved support of low voltage Ethernet PHYs (WS2393)
• DL-6xxx: Fixed app freeze when connecting tiled 5k (5120×2880) monitor via two DP cables and changing resolutions (PS1573)

• DisplayLink macOS Software – DisplayLink