ChromeやSafariからGoogle Meetに接続できない、映像や音声が乱れる不具合はmacOS 11.2 Big Surでも発生中。

macOS 11 Big Sur

2021.02.18

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　ChromeやSafariからGoogle Meetに接続できなくなる不具合がmacOS 11.2 Big Surでも発生しているそうです。詳細は以下から。

　Appleが2020年11月にリリースしたmacOS 11 Big Surでは、有線LAN(Ethernetアダプタ)を使用してネットワークに接続しているMacでGoogleのビデオ会議サービス「Google Meet」が利用できなくなる不具合がリリース初期から確認されていましたが、この不具合は今年02月にリリースされた「macOS 11.2.x Big Sur」でも発生しているそうです。

I updated to Big Sur 11.2 this morning and immediately ran into this issue. I documented exactly what’s happening here:There are 2 short term resolutions currently that I can see to this issue:

1. Use wifi. it’s not a great solution, however, it works.

2. Go to network settings, select your network adapter and click advanced, then go to the TCP/IP tab and change Configure IPv6 to Link-local only.

Need help with Google Meet on MacOS Big Sur 11.1 – Google Meet Help

　この不具合はmacOS Big Sur環境のChromeおよびSafariで発生しており、MozillaのFirefoxは影響を受けていないため、最も簡単な対処法はFirefoxを利用することですが、有線Ethernetアダプタを利用している場合は、そのアダプタを取り外す/システム環境設定の[ネットワーク]で無効にして、Wi-Fiに切り替えることで問題が解決します。

検証したところ、この不具合はApple製のUSB to Ethernetアダプタでも発生します。

　また、有線LAN接続しか利用できない環境でMacを使用している場合は、同じくシステム環境設定の[ネットワーク] → 使用しているネットワークの[詳細]ボタン → [TCP/IP]タブでIPv6の設定を自動から[リンクローカルのみ]に変更すると正常にGoogle Meetに接続できるようになるそうなので、Big SurにアップグレードしたMacでGoogle Meetが利用できなくなった場合は試してみてください。