macOS 15.0.x SequoiaではLightroom ClassicとCanon製カメラだけでなく、Capture Oneや他社のデジタル一眼レフでもテザー接続ができない不具合が確認されているので注意を。

macOS 15 Sequoia

2024.10.24

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　macOS 15.0.x Sequoiaでは、Lightroom ClassicとCanon製カメラだけでなく、Capture Oneや他社のデジタル一眼レフでもテザー接続ができない不具合が確認されているそうです。詳細は以下から。

　Adobeは現地時間2024年10月23日、macOS 15 SequoiaとCreative CloudアプリなどのAdobe製アプリとの互換性情報を更新し、Lightroom Classic 13.5.1では、EOSなどCanon製のデジタルカメラでMacとのテザー接続ができない不具合が確認されているとして、Sequoia対応のLrCのバージョンをv14.0以降に変更すると発表しましたが、

Tethered capture using Canon cameras doesn’t work on Lightroom Classic 13.5.1.

Can I run my Adobe apps on macOS 15 Sequoia? – Adobe

頂いたコメントによると、macOS 15 Sequoiaアップグレード後にテザー接続ができなくなる不具合は、LrCだけでなく、Capture Oneや他社の一眼レフカメラでも発生しているそうです。

アクセス権の問題

　写真編集アプリCapture Oneを開発するデンマークのPhase One A/SのFrank Schroeterさんによると、macOS 15 Sequoia搭載のMacにUSB接続されたデジタル一眼レフが認識されない問題はmacOS 15.0/15.0.1で確認されており、この不具合はSequoiaへのアップグレード時にアクセス権が外れるのが原因のようで、現在のところmacOSにはアクセス権のリセット機能がないため、ターミナルを開いて以下のtccutilでアクセス権をリセットして欲しいとコメントされています。

tccutil reset All com.captureone.captureone16

　また、富士フイルムはデジタルカメラ「GFX/Xシリーズ」に対応したテザー撮影用アプリFUJIFILM TETHER APP v1.31.0を現地時間2024年10月15日にリリースするとともに、macOS 15 Sequoiaでテザー撮影ができない場合は、システム設定アプリから[プライバシーとセキュリティ] → [ファイルとフォルダ]で接続したいアプリの[リムーバブルボリューム]アクセスをONにして欲しいと記載しています。

macOS 15 (Sequoia)を搭載したPCでご使用いただく場合は、本アプリケーションソフトウエアを最新にアップデートしてください。
また、アップデート後からカメラとのUSB接続が出来ない場合は、macOS 15 (Sequoia)の設定メニューの「リムーバブルボリューム」の設定をONに変更していただきますようお願いします。

FUJIFILM TETHER APP – FUJIFILM