macOS 14 SonomaやiOS 17では機械学習を利用し写真から犬や猫、花、本のタイトル、建築物の詳細を調べる「Visual Look Up」がビデオ内でも可能になっています。詳細は以下から。
Appleは2021年06月に開催したWWDC21の中で、MacやiPhoneの機械学習(Neural Engine)技術を利用し、Googleレンズのように写真内に写っている犬や猫の品種、花の名前、アートや本のタイトル、有名な建築物の詳細を表示できる「画像を調べる (Visual Look Up)」機能を発表し、macOS 12 MontereyやiOS 15に導入、
2022年09~10月にリリースされた「macOS 13 Ventura」や「iOS 16/iPadOS 16」では、このVisual Look Upが日本でも利用可能になっていまが、
新たにリリースされた「macOS 14 Sonoma」や「iOS 17/iPadOS 17」では、Visual Look Upがビデオ(動画)内でも可能になっています。
ビデオ内のオブジェクトを調べる
Visual Look Upを利用するには、写真アプリやQuick Time, Quick Lookで動画を再生、調べたい動物や植物、建物が映ったシーンで動画を一時停止し、情報アイコン(i)やコンテキストメニューの”Hogeを調べる”をクリックします。
*画像を調べる(Visual Look Up)を利用するには、システム設定/設定アプリでSpotlightのSiriからの提案やイメージ検索が有効になっている必要があります。
Visual Look Upで動物や植物、建築物の名前を調べるにはネットワーク接続が必要で、表示された結果が必ず正しいとは限りませんが、撮影したビデオ内に映っているモノを素早く調べられるので、macOS 14 SonomaやiOS/iPadOS 17へアップグレードされた方は試してみてください。
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