macOS 12 Montereyではマウスポインターと枠線のカラーを変更することが可能になっています。詳細は以下から。
Appleは2015年に発表したOS X 10.11 El Capitanで、今後進むであろうディスプレイの高解像度化に備え、マウスを振る(シェイク)することでマウスポインタのサイズを大きくし、ポインタの位置を分かりやすくする機能を追加していましたが、
本日リリースされたmacOS 12 Montereyでは新たにマウスポインタのカラーを変更し認識しやすくする機能がアクセシビリティに追加されています。
マウスポインタのカラーを変更する
マウスポインタのデザインの変更はこれまでも「Mousecape」などで可能でしたが、macOS 12 Montereyではマウスポインタの外線と内側(塗りつぶし)カラーを変更することが可能になっています。
マウスポインタのカラー設定は「マウスポインタをシェイクして見つける」機能と同じく、macOSのシステム環境設定 → [アクセシビリティ] → [ディスプレイ] → [ポインタ]タブの「ポインタの枠線のカラー」および「ポインタの塗りつぶしカラー」から設定可能で、両方の設定共にフルカラーから選択できるので、白黒のコントラストが見難い障害のある方や暗い壁紙を設定してマウスポインタが見難い方は試してみてください。
おまけ
ちなみに、AppleはmacOS 12 Montereyで、これまで「マウスカーソル」と記載してきたマウスポインタの呼称を「マウスポインタ」に統一しており、
ポインタのカラーを変更できるアクセシビリティ機能はiPadOS 15でも設定アプリの[アクセシビリティ] → [ポインタコントロール] → [カラー]から利用できます。
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