macOS 12 Montereyでは新しいプライバシー機能として、iOSと同じくオーディオデバイスにアクセスするアプリを起動するとメニューバーにオレンジ色のインジケータが表示されるようになりました。詳細は以下から。
Appleが2020年09月にリリースした「iOS 14/iPadOS 14」で、プライバシー機能の強化の1つとしてビデオ会議などBuild-Inカメラにアクセスするアプリの使用中にグリーン色のインジケータを、ボイスメモや音声通話アプリなどマイクにアクセスするアプリを使用中にオレンジ色のインジケータをステータスバー表示するようにしましたが、
新たにリリースされた「macOS 12 Monterey」でも、この表示が導入されオーディオデバイスにアクセスするアプリを起動するとメニューバーのコントロールセンターアイコンの横にオレンジ色のインジケータが表示されるようになっています。
Macではこれまでも、Apple/サードパーティ製アプリがBuild-In FaceTimeカメラを使用すると、FaceTimeカメラの横に実装されているカメラインジケータランプを点灯させ、カメラが起動していることを通知してきましたが、オーディオデバイスへのアクセス通知はMontereyが初めてのため、
AdobeはPremiere ProやAfter Effects、Audition、Character Animatorを使用すると、プライバシー機能によりオレンジ色のインジケータが表示され、このインジケータはAdobeアプリにオーディオ入力デバイスが接続されるだけで表示されるため実際に録音を行っていない時もメニューバーに表示される場合があるとユーザーに通知しているので、Montereyへアップグレードされた方はメニューバーのコントロールセンターアイコンを気にしてみてください。
macOS 12 Monterey と Windows 11 では、オーディオデバイスにアクセスするアプリケーションに新しいプライバシー機能が導入されています。Premiere Pro、After Effects、Audition、Character Animator を使用している場合、これらのオペレーティングシステムでアプリケーションを起動すると、これらの変更が通知されます。
注意:再生中やアイドル状態など、実際に録音を行っていないときに、OS またはハードウェアのインジケータが表示される場合があります。これは、デバイスが録音中であるという意味ではなく、単にオーディオ入力デバイスとしてアドビアプリケーションに接続されていることを表しています。macOS 12 および Windows 11 のオーディオデバイスのプライバシー機能 – Adobe
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