AppleのHypervisorフレームワークを利用した仮想マシン構築アプリ「Veertu」がv1.0.5へアップデートし、他の仮想化アプリからイメージをインポートすることが可能になっています。詳細は以下から。
イスラエルのVeertu Labs Ltdが、AppleのHypervisorフレームワークを利用した仮想マシン構築アプリ「Veertu」をv1.0.5へアップデートし、ParallelsやVMware Fusionなどで利用されているOVAやVMDK, HDS, RAWなどのイメージファイルのインポート機能を搭載したと発表しています。
What’s New in Version 1.0.5
- Import VMs from other virtualization solutions
- Ability to change location of VM Library
- Various bug fixes
インポート機能は新規仮想マシン作成画面から利用でき、同時にv1.0.5では仮想イメージファイルの保存場所も、Veertuメニューの[Preferences]から変更することが可能になっています。
デフォルト:~/Library/Containers/com.veertu.Veertu/Data/VM Library/HOGEHOGE
おまけ
OS XのSandbox内で動作するVeertuは導入が容易なため、Apple社内でも利用され始めているようで、現在AppleでSwift Package Managerの開発を担当しているHomebrew開発者のMax Howellさんもテスト環境の構築に用いているそうです。
Testing Linux SwiiftPM testing integration using Veertu. So far it’s really nice. Proper virtualization from the Mac App Store.
Veertu 無料(4,800円)
[appbox appstore id1024069033]
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コメント
やはりAppleが目をつけたか。買収されそう。
買収されない方が不思議なレベル。
いやまて。vmware みたいな自前の仮想化エンジンではなく、元から apple の仮想化エンジンを使っているんだよ。apple が買うことはないだろうよ
有料(4800円)かよ。
*4
Linuxはほとんど無料だよ。
このアプリはAppleがHypervisorをアップデートすればその分性能のアップデートを期待できるわけで、
iOSのWebView的なものだし、そりゃ開発者達は目をつけるだろね〜。
AppStoreを開いて3クリックぐらいでLinuxのインストールまで出来るし、後ヘッドレスモードとか付けてくれると最強なんだが…
VMwareの場合、OVF Tool使ってOVAに変換しないとインポートできないっぽいな。
VMwareは消えそうだし、なんか仮想化業界動いてんね
Japanese keyboard supportが放置プレイ状態なのは、現状、厳しすぎるorz