AppleはSwift Package Manager開発のためにHomebrew開発者のMax Howell氏を雇用したようです。詳細は以下から。
先日オープンソース化されたプログラミング言語Swiftですが、AppleはこのSwiftのパッケージマネージャ「Swift Package Manager」開発のために、macOSのパッケージマネージャとして有名な「Homebrew」開発者のMax Howell氏を雇用したことが、Swift Package Managerのリポジトリから明らか(max.howell@apple.com)になったとHackerNewsで話題になっています。
The list is sorted by surname and formatted to allow easy grepping and
beautification by scripts. The fields are: name (N), email (E), web-address
(W), PGP key ID and fingerprint (P), description (D), and snail-mail address
(S).
- N: Max Howell
- E: max.howell@apple.com
- D: Package Manager
apple/swift-package-manager – GitHub
Max Howell氏の雇用形態は明らかになっていませんが、Linkedinのプロフィールによると同氏は2015年02月にMobile Makers Academyの講師を退職し、08月からAppleに入社しており、TwitterでもSwift Package Managerの開発者としてAppleに貢献できたことを誇りに思うとツイートているため、今後もAppleのエンジニアとしてSwiftの開発に貢献していくようです。
Super proud to be part of Apple today.I haven’t seen it mentioned yet, but the Package Manager is written in Swift. Which has been a lot of fun.
2015年のTwitterより
おまけ
ちなみに、Max Howellさんは2015年06月にGoogleの入社面接に行き「Googleのエンジニアの90%があなたの書いたソフト(Homebrew)を使っています。でも、あなたはホワイトボードにバイナリツリー反転を書けなかったので残念ですが…。」という通知をもらっていたそうです。
おまけ
Swiftのプロジェクトにどれだけの開発者が関わったのかをBart Coneさんがプロジェクト可視化ツール「Gource」で動画にしています。
関連リンク
- apple/swift-package-manager – GitHub
- Homebrew (package management software) – Wikipedia
コメント
すげーヘッドハンティングだ…
これでApple周辺言語のSwift統一が進んでくれるなら歓迎だが、
Homebrewが失速するのだけは勘弁願いたい、、、
バイナリ配布オプションとか、利用者の欲は尽きないんや
Foundation DBみたいにならなけりゃいい
一企業の都合で仕様がコロコロ変わる言語は主流にはなり得ないな。
ISOで規定されたら考える。
>>4
お好きなのをどうぞ
ttps://en.m.wikipedia.org/wiki/Category:Programming_languages_with_an_ISO_standard