AppleがiMac Retina 4K および iMac Retina 5K Late 2015の「コンピュータの電力消費と熱出力」情報を公開しています。詳細は以下から。
電力消費量
Appleの「コンピュータの電力消費と熱出力」はストレージやメモリなどをフルカスタマイズした状態の電力消費量と熱出力を測定しており、今回公開されたiMac Late 2015の電力消費量は以下のiMac Retina 4K/5Kで測定されています。
- iMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2015)
- 27-inch Retina 5K display, 4.0 GHz Intel quad-core Core i7, 32GB 1866 MHz DDR3L SDRAM, 3TB Fusion Drive, AMD Radeon R9 M390 with 2GB GDDR5
- iMac (Retina 4K, 21.5-inch, Late 2015)
- 21.5-inch Retina 4K display, 3.3 GHz Intel quad-core Core i7, 16GB 1866 MHz LPDDR3 SDRAM, 2TB Fusion Drive
- iMac (21.5-inch, Late 2015)
- 21.5-inch display, 1.6 GHz Intel dual-core Core i5, 16GB 1866 MHz LPDDR3 SDRAM, 1TB Fusion Drive
- iMac (Retina 5K, 27-inch, Mid 2015):比較用
- 27-inch display, 3.3 GHz Intel Core i5, 32GB 1600 MHz DDR3 SDRAM, 3TB Fusion Drive, AMD Radeon R9 M290
これに前モデルのiMac (Retina 5K, 27-inch, Mid 2015)などを加え、待機中(Idle)とCPU最大稼動時(Max)のデータをプロットすると以下の通りになり、新しいiMac Retina 5Kモデルは待機中の消費電力が前モデルと比べ低くなっていることが分かります。
これは、新しいiMac Retina 5KにIntelの第6世代Coreプロセッサ「Skylake」が採用され、メモリ仕様がDDR3-1333@1.5VからDDR4-1866@1.35Vになったことや、Retinaパネルも刷新されたことで全体的な電力消費量が抑えられたているようです。
また、Max時の消費電力がについては、新しいiMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2015)モデルにはIntelの第6世代Coreプロセッサ「Skylake」が採用され全大抵にTDPが低くなっているものの、今回のデータは新しいiMac Retina 5KがTDP 91W、古いiMac Retina 5Kが84WのCPUが利用されているため、前者の方が高くなっているようです。
熱出力
熱出力についても以上の結果が反映され、アイドル時は新しいiMac Retina 5Kモデルが前モデルより熱量が低くなっているので、より静かに新しいiMacを利用できると思われます。
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コメント
重要情報
Skylakeが搭載した5k late 2015の方も、メモリは1,867MHz DDR3だよ
公式の技術仕様で載ってる