PhoneBuffが面白いテストを公開しています。詳細は以下から。
PhoneBuffがSamsung Galaxy S5, Apple iPhone 6, HTC One M8に同様のアプリをインストールし、実行したさいの実速度ベンチマークを行っています。
このベンチマークはカメラアプリ、フォトライブラリー、設定アプリ、ブラウザ、Dictionary Premium、Photoshop Touch、Google earh、Temple Run 2、FIFA 14、Smash Hit、Angry Birdsの12アプリを起動していきラップタイムを測るというもので、各スマートフォンの大体のスペックは以下。
Galaxy S5 | iPhone 6 | One M8 | |
---|---|---|---|
OS | Android 4.4 | iOS 8 | Android 4.4 |
プロセッサー | MSM8974AC 2.5GHz | Apple A8 1.4GHz | MSM8974AB 2.3GHz |
メモリー | 2GB | 1GB | 2GB |
Wi-Fi | 802.11ac | 802.11ac | 802.11ac |
ベンチマークを行ったDavidさんは注目して欲しい点として、LAP2でのアプリの起動速度を上げており、「3端末ともマルチタスクOSですが、iPhone 6(iOS)ではPhotoshop Touchがキャッシュされていますが、Androidはもう一度ロードしようとしている(ここで差がついた)」とコメント(2分30秒~3分辺り)しています。
実際LAP1, LAP2の時間を書き出してみると、以下のようになりiPhone 6のLAP 2はLAP 1の半分の時間で終わっています。
Galaxy S5 | iPhone 6 | One M8 | |
---|---|---|---|
LAP1 | 1:37.24 | 1:17.64 | 1:24.6 |
LAP2 | 2:58.93 | 1:55.44 | 2:09.8 |
LAP2 - LAP1 | 1:21.69 | 37.8 | 55.2 |
(LAP2 - LAP1)÷LAP1 | 84.01% | 48.69% | 65.25% |
この投稿に
TrankDuo73
Galaxy S5は6ヶ月前に発表されてるし…
These Android phones are 6 months old…
Corpath2
それに、iOSはロード時に前の状態のスクリーンショットを読み込んでアプリが早く起動したと錯覚させている。
Also helps that iOS loads a screenshot of an app in it’s previous state to help with the illusion that the app is up and running.
[UIApplication Class Reference – Apple]
Rafael Lopez
HTCが実際にアプリを動作させている間、 iPhoneアプリは止まっている。HTCが本当のマルチタスクという意味で最も早い。
the iPhone pauses apps while HTC actually keep them running. HTC is actually faster due to it actually using real multitasking. And it is not as new as iPhone.
Jake Stumbaugh
>>Rafael Lopez 私はAndroidユーザーだけど、誰がiPhoneアプリが止まっているとか気にするの?アプリは実際に他のスマートフォンより早く動いているじゃない。
+Rafael Lopez I’m a android user but who cares if the iPhone pauses the app that works just as well and its faster that way.
Ivan Balajić
>>Rafael Lopez ついでに「マルチタスク」はパフォーマンスを殺している。彼らが望んだ時のみアプリを動かすiOSの方がとても賢いよ。
+Rafael Lopez And what is the point of “real multitasking” it’s just killing the performance. iOS is much smarter and let’s apps only run in the background when they need to.
とAndroidとiPhone fanboysがコメントして殺伐していますが、多く支持されているのは
SentinelPrimek1
(iPhone 6は)1.4GHz CPUと1GBメモリ(なのに早い)。重要なのはソフトウェアがハードウェアに最適化されているかどうか、スペックじゃないよ。
1.4 GHz and 1 GB of RAM. The key is optimization between hardware and software, not specs.
というコメントのようです。
おまけ
Nexus 5 vs iPhone 6 のアプリ起動ベンチマーク。
関連リンク:
・Cult of Android – iPhone 6 laps Android competitors in multi-tasking speed test – Cult of Android
コメント
iPhone6のテカっとしてる画面がかわいいなあ
これ、静止画使った不正だってコメントをいくつか見たんだけどどこに使われてるのかがよくわかんないんだよね
不正なら不正で不正のないやり方で測りなおして欲しいし、不正じゃないなら投稿者の名誉のためにもはっきり否定して欲しい
体感で速く感じるならそれに越したことはない
なんとかして差を見出そうとしてるけど、日常用途ではあまり差は感じないだろうね。こうゆうスピードキングテストはエンターテイメントとして見たくはなる
むしろこれだけの差があるなら、有意に差を感じるんじゃないか?
>(iPhone 6は)1.4GHz CPUと1GBメモリ(なのに早い)。
これは少し誤った見方で、AppleのAシリーズはアーキテクチャが違うから数字では測れない
iPhone5sの時点でAシリーズのIPCはIntelのHaswellに届くレベル、反面ハイスペックAndroidはPentium4程度
クアッドコアTegra3を搭載したAndroidが、シングルコアのiPad2に負けた理由もこの類いの話
この辺りは、ARM社を起業したりNewtonでPDAの礎を築いたAppleの領分
Androidがカタログスペックで差を見出そうとしても、結局技術力に違いがあるんだよね
どうせiPhoneしか使わないから完全にエンターテインメントの域だわ
アプリがCPUネイティブなiPhoneとVM上で動いてる泥を比較しても意味ねーじゃん
どちらも使いたいアプリが必要十分に動くならどうでもいいことだな
※5は最近いろんなまとめサイトに貼られているコメント
>>8
正しいなら問題なくね?
つうか今まであんだけの4コアAndroidが1コア2コアのApple製品にテストで負けてて、いまだ”APPLEはソフト品質だけだから”って謎の風潮がまかり通ってるのは変だしな
この結果から見るに、やっぱりソフトとハード一体となって作るコトが出来るのは大きいんだなあと思う
スペックなんてどうでもいい、問題は早く楽しく操作ができるかどうかだ。
とりあえずiOS 8のWi-Fi速度低下バグは早く直してくれ
最近Macも含めてソフトの品質低下が著しいぞ