Windows 11仮想マシンでの不具合など合計16件の不具合を修正したMac用仮想化ソフトウェア「Parallels Desktop for Mac v26.3」がリリースされています。詳細は以下から。
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Alludo(旧Corel)傘下のParallels International GmbH.は現地時間2026年03月25日、macOS 26 TahoeやWindows 11 25Hをサポートした「Parallels Desktop 26 for Mac v26.0」の3度目のマイナーアップデートとなる「Parallels Desktop 26 for Mac v26.3.0」をリリースしたと発表しています。

Parallels Desktop for Mac 26.3 (57392) アップデートでは、全体的な安定性とセキュリティの問題に対処し、以下の追加機能と改善が含まれています:
リリースノートより抜粋
Parallels Desktop for Mac v26.3のアップデート内容は以下の通り多くが不具合修正で、全般で2件、Windows仮想マシンで8件、Linux仮想マシンで2件、macOS仮想マシンで4件の不具合が修正されており、中にはWindows 11仮想マシンのインストールが途中で停止する、設定アシスタントが応答しなくなる、ホストMacがmacOS 26 Tahoeアップグレード後にmacOS仮想マシンが起動しなくなるなどクリティカルな不具合も含まれており、

Parallels Desktop for Mac v26.3
加えて、同バージョンではWindows 11仮想マシンを新規作成する際にダウンロードされるWindows 11のイメージがビルド25H2へアップデートされ、数クリックでWindows 11 25H2仮想マシンをダウンロード&作成できるようになっています。

Windows 11 25H2
また、今回のアップデートではユーザーの統計情報からめったに使用されていないことが判明したため、リソースを他の機能の開発に集中させるべく今後のメジャーバージョンでサポートが終了となる機能が公開されており、HTTPリンクを「Macで開く」などのMacおよびWindowsとの連携機能、ディスク領域を解放などのVM設定、PinPやTouch Barなどのディスプレイと入力機能が削除されるそうなので、これらの機能をお使いの方は注意して下さい。

Parallels Desktop for Mac v26.3のピクチャー・イン・ピクチャー機能
Parallels Desktop for Mac 26.3
Parallels Desktop for Mac 26.3 (57392) アップデートでは、全体的な安定性とセキュリティの問題に対処し、以下の追加機能と改善が含まれています:
全般
- 修正: 新しい Windows 11 仮想マシンの設定終了間際にインストールアシスタントが応答しなくなり、完了しない問題。確実に完了するようになりました。
- 修正済み: Parallels Desktop がライセンス更新直後に誤って期限切れ警告を表示する問題。更新後のライセンス状態が正しく反映されるようになりました。
- 改善: prlctl -i コマンドがより有用な情報を返すようになりました。仮想マシンの IP アドレス、ネットワークスロットリングの有効状態、VM が他のマシンのクローンであるかどうかの情報を含みます。
Windows 仮想マシン
- 更新: Microsoft の「Get Windows 11」経由で入手可能なデフォルトの Windows 11 イメージが最新の 25H2 ビルドに更新されました。
- 修正済み: Windows 11 のインストールが途中で停止し、完了しない場合がありました。
- 修正: 仮想マシンが Coherence モードで実行されている場合、Microsoft Excel のドロップダウンメニューが開かない問題。
- 修正済み: Microsoft Outlook Classic で Exchange メールアカウントを追加するとクラッシュする問題。
- 修正済み: Windows 11 仮想マシンにインストールした Git Bash が起動しない問題。
- 修正済み: Windows 仮想マシン内で MSYS2 インストーラーがクラッシュし、インストールを完了できなかった問題。
- 修正済み: グラフィックを多用するアプリケーションやゲームを実行すると、仮想マシンが応答しなくなり、Parallels Desktop 全体がフリーズし、Mac を完全に再起動して回復する必要があった問題。
- 修正済み: Windows Desktop Window Manager の不安定性により、Windows がクラッシュしたり、視覚的な不具合が発生したりする問題。
- 修正済み: Coherence モードで、ウィンドウの重なり順が正しく表示されない場合がありました。たとえば、常に最前面に表示されるように設定したウィンドウが、他のウィンドウに隠れてしまうことがありました。
Linux 仮想マシン
- 修正済み: Apple Silicon Mac 上の Linux 仮想マシン内で実行される x86 アプリケーションが不安定に動作し、正常な動作を回復するために頻繁に VM を再起動する必要がありました。
- 修正済み: Linux 仮想マシンは、ネットワークモード(共有モードやブリッジモードなど)の切り替え後、またはネットワークアダプタの切断と再接続後にインターネット接続を失っていました。以前は、接続を復元するには VM を再起動する必要がありました。
macOS 仮想マシン
- 修正済み: macOS Tahoe 26.1 を実行する仮想マシンで Parallels Tools のインストールに失敗する問題。
- 修正済み: ホスト Mac が macOS Tahoe 26 にアップデートされた後、macOS 仮想マシンが起動しなくなる問題。
- 修正済み: 暗号化された macOS Ventura 仮想マシンが、起動画面で停止し、macOS Ventura を実行している Mac で起動に失敗する問題。
- 修正: prlctl list コマンドのフォルダ出力にホームフォルダが含まれていなかった問題。
Enterprise Edition
- 新機能: 管理者は、SSO サインインウィンドウに表示されるテキストをカスタマイズできるようになりました。たとえば、ユーザーに特定の形式の企業メールアドレスでサインインするよう指示することができます。
- 修正: 宣言型仮想マシン展開モードに影響するいくつかの問題が解決されました。
- 修正: 関連する仮想マシンが削除された後、ISO ファイルを含む一時フォルダが Parallels フォルダ内に残っていました。これは自動的にクリーンアップされるようになりました。
Parallels Desktop 26 Update 3 で非推奨または削除された機能
Parallels Customer Experience プログラムに参加しているユーザーからの統計によると、一部の製品機能はめったに使用されないか、まったく使用されていないことが判明しました。リソースを頻繁に使用される機能やさらなる機能強化に集中させるため、これらの機能のサポートを終了するか、Parallels Desktop for Mac から完全に削除することを決定しました。
以下は、サポートが終了し、削除される機能の一覧です。これらはバージョン 26.3.0 ではなく、Parallels Desktop for Mac の次期メジャーバージョンで削除されます:
- Mac および Windows との連携: HTTP リンクの「Mac で開く」、Safari プラグインの「Edge で開く」、[共有] メニュー、「Windows メール アプリで送信」、VM ドックアイコンのライブスクリーンショット。
- VM 設定とディスク管理: 「ディスク領域を解放」メニュー、「Reclaim」ボタンとディスクバー、メンテナンスオプション、SATA 位置選択機能。
- ディスプレイと入力: 「ピクチャーインピクチャー」モード、Touch Bar 対応、セカンダリ/ミドルマウスクリックのショートカット、VM 設定や Parallels Desktop 環境設定での UI 変更をブロックするロックアイコン。
- デバイスとアカウント: 仮想プリンターデバイス、Facebook でのサインイン、仮想マシンテンプレート。
- 新しいParallels® Desktop 26 for Mac – Parallels Desktop
- Parallels Desktop 26 updates summary – Parallels Desktop


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