フォルダやアーカイブファイル内に含まれるファイルのプレビューが可能になるmacOS用Quick Look機能拡張「Folder Quick Look」がリリースされています。詳細は以下から。
![]()
Macではファイルを選択した状態でスペースキーやキーを押すと、アプリを開かずにファイルの情報をプレビューできる「Quick Look」という機能がMac OS X 10.5 Leopardから実装され、ユーザーが機能を拡張することが可能になっていますが、このQuick Look機能拡張を利用し、フォルダやアーカイブファイル内のファイルをプレビューできる「Folder Quick Look」がリリースされています。

Preview folder and archive contents (ZIP, RAR, and more) instantly in macOS Quick Look. Just select a folder and press the Space bar.
Folder Quick Look – Mac App Store
Folder Quick Lookを開発したのはキーストロークビジュアライザー「Keystroke Pro」やマウスカーソルユーティリティ「Cursor Pro」シリーズなどを開発しているMartin Lexowさんで、
I’ve built a Quick Look extension for #macOS that lets you peek inside folders and archives instantly. It’s out today on the Mac App Store. Go get it — it’s free. https://t.co/AIoNC3aVXE pic.twitter.com/G9PzaDkxbK
— Martin Lexow (@martinlexow) October 1, 2025
アプリをインストールすると、同梱されているQuick Look機能拡張がインストールされ、フォルダやZIP, RARなどのアーカイブファイルをQuick Lookすると、デフォルトのアイコン表示ではなく、フォルダ/アーカイブ内のファイルがリスト形式で表示されるようになります。

Folder Quick Lookのインストール前後
フォルダ/アーカイブファイルのプレビュー表示はシステム設定アプリの[一般] → [ログイン項目と機能拡張] → [Folder Quick Look]からON/OFFが設定可能で、隠しファイルの法事やファイル拡張子の表示、表示するフォルダ階層、パスバーの表示などのオプションも利用可能です。

Folder Quick Lookのシステム要件はmacOS 15.6 Sequoia以降のIntel/Apple Silicon Macで、アプリは無料でMac App Storeに公開されているので、気になる方は試してみてください。

おまけ
なお、Folder Quick Lookと同じくフォルダやアーカイブファイル内のファイルをリスト形式でプレビューできるようにしてくれるQuick Look機能拡張に英Anyboxが開発している「Folder Preview」というアプリがありますが、こちらは最近有料化(1.99ドル/300円)されてしまったそうです。

- Folder Quick Look – Mac App Store


コメント