iPhoneやiPadをネットワーク経由でMacにマウントし、外部ストレージとして使用できるアプリ「AirMount」がリリース。

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 iPhoneやiPadをネットワーク経由でMacにマウントし、外部ストレージとして使用できるアプリ「AirMount」がリリースされています。詳細は以下から。

AirMount-logo-icon

 AirMountはカリフォルニア州のNeeraj Jhanjiさんが開発&公開したmacOS/iOS用ユーティリティアプリで、以下の動画の様に同一ネットワーク上にあるiOSデバイスをMacに外部ストレージとしてマウントすることが出来ます。

Naturally access your iPhone on your Mac. No cloud, no WiFi, just magic!
To download the companion macOS app, go to www.airmountapp.com from your Mac.

AirMount – Naturally access your iPhone on your Mac

 iOSデバイス上でアクセスできるディレクトリには制限があるため、写真や動画フォルダなどしかアクセスできませんが、以下の様な操作が可能です。

  • 写真や動画, アルバムフォルダのブラウズやプレビュー, 編集が可能
  • ドラッグ&ドロップで写真や動画, アルバムなどのコンテンツを移動可能
  • 写真や動画, アルバムなどのコンテンツをMacに転送せず、iOSデバイス・ストレージ上で直接編集可能
  • iOSデバイスで撮影した最新の写真25枚へスマートフォルダを通してアクセス可能
  • iOSデバイスに保存したメールの添付ファイルをフォルダへ保存し、操作可能

使ってみた

 使い方はまず、AirMountのmacOSアプリを公式サイトから、iOSアプリをAppStoreからダウンロードして各デバイスへインストール。

AirMount-on-MacBook-iPhone

iOSアプリを起動するとネットワークや写真フォルダへのアクセスを求められるので許可。次にMacでAirMountアプリを起動すると、iOSアプリ上にマウントされるMacの名前が表示されるので、iOSデバイスおよびMacをペアリングします。

AirMount-for-iPhone

ペアリングが完了するとMac上にiPhoneやiPadが外部ストレージとしてマウントされ、Ejectするまで通常の外部ストレージとして利用可能です。

AirMount-for-macOS-Menu

おまけ

 AirMountのmacOS用アプリをインストールする際に分かると思いますが、AirMountはファイルシステムをユーザー空間に作成できる”FUSE(Filesystem in Userspace)“を利用し、iOSデバイスのファイルシステムをマウントしており、

AirMount-FUSE

接続にはWi-Fi&Bluetooth LEが必要なためAirDropが利用できない古いMac/iOSデバイスでは利用できませんが、開発者のNeerajさんはTheMemoのインタビューで、AirMountはiCloud DriveやDropboxなどのクラウドストレージとの接続よりは速くiOSデバイスのコンテンツを操作でき、Windowsアプリも開発予定とコメントしているので、興味のある方は利用してみてください。

AirMount 無料

[appbox appstore id1085408062]

コメント

  1. 匿名 より:

    iCloudやiTunes経由で同期するのができない・嫌な場合は使えそうだが、これも技術をAppleにパクられそう・・・

  2. 匿名 より:

    すごい!便利。
    AAPL Chさんは他のブログメディアなどと違う情報を書いてくださるのでありがたいです。

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