macOS 26 TahoeやiOS/iPadOS 26ではHDRでのスクリーンショット撮影や画面収録が可能になっています。詳細は以下から。
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Appleは2024年09月にリリースしたmacOS 15 SequoiaやiOS/iPadOS 18において、通常のSDR(Standard Dynamic Range)ディスプレイでは表現できない、より広いコントラストを表現できるHDR(High Dynamic Range)をサポートしたMacBook ProやiPad Pro、iPhone Pro、Pro Display XDRなどのディスプレイにおいて、メッセージアプリやQuickLook、プレビューでHDRのサポートを開始しましたが、

WWDC24 : Use HDR for dynamic image experiences in your app
新たにリリースされたmacOS 26 TahoeやiOS/iPadOS 26では、スクリーンショットアプリがアップデートされ、スクリーンショットや画面収録でHDRに対応したイメージや動画の撮影が可能になっています。

画面をHDRで撮影する
HDR撮影設定は、macOSのスクリーンショットアプリの場合、Shift + Command + 5で表示されるスクリーンショットメニューの[オプション] → [取り込みフォーマット]でHDRを選択、

macOS 26 Tahoeのスクリーンショットアプリ
iOS/iPadOS 26の場合は設定アプリの[一般] → [画面の取り込み] → [フォーマット]でHDRを選択するだけで、通常スクリーンショットはPNG形式で保存されますが、HDRを選択するとHEICフォーマットで、動画はHEVC(H.265)フォーマットでHDRをサポートし撮影/収録されます。

HDRフォーマットはSDRより明るさとカラーのデータ量が多く、正確に表示するにはMacBook ProやiPad Pro、iPhone Pro、Pro Display XDRなどHDR対応ディスプレイが必要で、SDRディスプレイで表示するとSDRフォーマットで表示されるため、macOS 26やiOS/iPadOS 26ではデフォルトでSDRになっていますが、HDRで資料を作成したい方は試してみてください。

Display P3 Primaries; PQ (Adaptive Soft Clip Curve 327C241615F709AF)
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