OpenAIが最大120分の会議やボイスメモの録音データから、文字起こしや要約の作成を行ってくれる記録モードを「ChatGPT for macOS」アプリの Plusユーザー向けにも提供を開始しています。詳細は以下から。
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米OpenAIは2025年06月、同社のAIチャットボットChatGPTに会議やブレインストーミング、ボイスメモを録音し、そのデータの文字起こしや要約、会議後のフォローアップ、今後の計画や立案、コード作成などを行ってくれる「ChatGPT 記録モード (Record Mode)」をPlusユーザー向けにも提供を開始したと発表しています。

Record mode in ChatGPT macOS desktop app (Plus)
Record mode is now available to ChatGPT Plus users globally in the macOS desktop app.
- Record live conversations like team meetings or voice notes, and turn those into an editable summary in canvas.
- Available on the macOS desktop app only.
ChatGPT Record – OpenAI Help Center
ChatGPT記録モード機能は、最長120分間までの会議やブレインストーミング、ボイスメモを録音し、会議中の発言の文字起こしや会議終了後の要約を行ってくれる機能で、06月05日にChatGPT for Businessユーザー向けに先行して提供され、06月18日にはChatGPT Pro, Enterprise, Eduプランユーザー向けにも提供されていましたが、07月16日より、この記録モードがPlusユーザーを含む全てのサブスクリプションユーザーが利用できるようになったそうです。

記録モードのご紹介
ChatGPT で会議、ブレインストーミング、アイデアを記録、文字起こし、要約することができるようになりました。マイクとシステムオーディオへのアクセスが必要です。他の人を記録する場合は必ず事前に同意を得てください。記録モードのご紹介より
記録モードは、現在のところモバイルアプリでは利用できず、ChatGPT for macOSデスクトップアプリのみの機能となっていますが、各プランのユーザーのChatGPT for macOSアプリにはプロンプトの音声入力ボタンの横に[録音ボタン]が表示され、クリックすると会議や音声の録音が開始されるそうなので、議事録作成などを担当されている方はチェックしてみてください。

なお、記録モードで記録した会議などのデータはOpenAIのサーバー側で処理されるため、送信時に許可プロンプトが表示され、OpenAIは会議などに参加した他の人々に対しても記録前に許可を得るようにコメントしており、要約はCanvas形式で出力され履歴の参照もできるため「月曜日の会議で何を話し合いましたか?」といった回答もえられるそうです。

他の人を記録する前に許可を得てください。
ChatGPT for Business Updates
- ChatGPT Record – OpenAI Help Center
- ChatGPT — Release Notes – OpenAI Help Center


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