SonnetがMac mini (2024)と外付けストレージなどを2Uラックに最大3台収納でき、フロントパネルから電源ボタンの操作が可能な「RackMac mini (2024+) Enclosure」を発売しています。詳細は以下から。
米カリフォルニア州のサードパーティメーカーSonnet Techは現地時間2025年03月11日、Appleが2024年11月に発売したM4/M4 Proチップ搭載の「Mac mini (2024)」を最大3台収納できるラックマウントシステム「Sonnet RackMac mini (2024+) (RACK-MIN-3X)」を新たに発売しています。
2U Enclosure to Mount and Secure One, Two, or Three Mac mini Computers in a Standard 19-inch Rack
RackMac mini (2024+) – Sonnet
Sonnet RackMac mini (2024+)は19インチ2UサイズのMac miniを最大3台収納できるラックマウントシステムで、フロントパネルからMac miniのUSB-Cポートと3.5mmオーディオジャックにアクセスできるのはもちろん、底面に配置されたMac mini (2024)の電源ボタンをフロントパネルからON/OFF操作できる電源ボタンシステム (Power buttons+Assembly)を採用しているそうです。
また、Mac miniの新しいサーマルアーキテクチャの吸気/排気口(グリル)は配置されている底面にはスペースが設けられており、フロントパネルに空いた通気口を通して外の空気を取り込み、背面から廃棄できるためサーバーラック内に熱がこもらない設計で、このスペース*によりWi-FiやBluetooth信号への干渉もなく、空いたスペースにはSSDなどを設置することも可能となっているそうです。
Sonnet RackMac mini (2024+)はスチール製で、サイズは約48.3 x 13.1 x 8.7cm、重さ約2.kg、価格は299.99ドルで、Gator CasesやSKB Caseなどが販売するトラベルラックにも対応しているそうなので、Mac miniクラスターをスタジオに持ち運んだり、LLMのデモを披露したい方はチェックしてみてください。
追記
Sonnetによると、今回販売する初回出荷分のRackMac mini (2024+)は丸いマウントホールを採用したため一部のラックでは取り付けるのに微調整が必要な場合があるそうですが、4月中旬出荷予定分からは通常の楕円型のホールを採用するそうです。
- RackMac mini (2024+) – Sonnet
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