ParallelsがM4チップ搭載のMacでx86_64 Windows 10仮想マシンが作成できない不具合などを修正した「Parallels Desktop for Mac v20.2.1」をリリースしています。詳細は以下から。
Alludo(旧Corel)傘下の Parallelsは現地時間2025年01月09日、x86_64アーキテクチャのWindows 10をApple Silicon (Arm64) Mac上でエミュレートできる機能を試験的に実装した「Parallels Desktop for Mac v20.2.0」をリリースしましたが、02月11日付けで同バージョンのHotfixとなる「Parallels Desktop v20.2.1」がリリースされています。
M4 チップを搭載した Mac 上で x86_64 の Windows 10 仮想マシンを作成できない問題を修正しました。
リリースノートより抜粋
Parallels Desktop v20.2.1では、BusinessとEnterprise Editionでシステム管理者がMDM構成プロファイルを使用しSingle SignOnのアクティベートを要求できるようになった他、CrowdStrikeがインストールされたMacでインストールプロセスがスタックする問題、
Parallels Desktop for Mac 20.2.1
Apple M4チップを搭載したMacでx86_64のWindows 10仮想マシンを作成できない問題、CoherenceモードアイコンにマウスをホバーするとParallelsがクラッシュする問題、複数のLinuxにおいてParallels Toolsがインストールできない問題が修正されているそうなので、ユーザーの方はアップデートしてみてください。
x86_64 Windows 10 VM on Apple Silicon Mac
Parallels Desktop for Mac 20.2.1 リリースノート
今回のアップデートである Parallels Desktop 20 for Mac（20.2.1.55876）では、次の新しい機能や修正を含め。
- システム管理者は、MDM 構成プロファイルを使用して、Business Edition および Enterprise Edition のインストールに対して Single SignOn（SSO）のアクティベートを要求できます。これによりエンドユーザーは、インストールされた Parallels Desktop for Mac を他の方法でアクティベートすることができなくなります。
- CrowdStrikeがインストールされている Mac において、インストールプロセスが”Parallels Desktop を初期化しています…”の段階でスタックする問題が修正されました。
- M4 チップを搭載した Mac 上で x86_64 の Windows 10 仮想マシンを作成できない問題を修正しました。
- 仮想マシンウィンドウの Coherence モードアイコンをマウスでホバーすると、Parallels Desktop がクラッシュする問題を修正しました。
- Apple Silicon Mac 上で動作する macOS 仮想マシンの構成を変更すると、このマシンの以前作成したスナップショットに復帰できなくなる問題を修正しました。
- 複数のバージョンの openSUSE Leap、Fedora、および CentOS を実行している仮想マシンに Parallels Tools をインストールできない問題を修正しました。
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