MacBookのキーボードをドラッグ&ドロップでカスタマイズしKarabiner-Elementsで使えるjsonファイルを出力できるアプリ「Stapler-mini」がリリースされています。詳細は以下から。
MacでMacBookの内蔵キーボードや外付けキーボード、左手デバイスのキーをカスタマイズする際の定番ツールと言えばTakayama Fumihikoさんが開発しているキーボードカスタマイザー「Karabiner-Elements (GitHub)」ですが、このKarabiner-Elementsの設定に使えるjsonファイルを出力してくれる「Stapler-mini」が新たにリリースされています。
Stapler-miniはKarabiner-Elementsで使えるjsonファイルを出力するmacOSアプリケーションです。 いわゆる自作キーボードにおける、レイヤー機能・タップホールド機能を、ドラッグ&ドロップで直感的にカスタマイズすることができます。
9dpbQ/Stapler-mini-v0 – GitHub
Stapler-miniはKarabiner-Elementsの設定に使えるjsonファイルを出力できるGUIアプリで、アプリを起動すると表示されるMacBookのキー配列の上に設定したいキーを下からドラッグ&ドロップしていくだけで、直感的にMacBookのキーボードをカスタマイズできます。
開発者の九さんによると、Stapler-miniには特定のキーを押しながら他のキーを押した時のみに別のキーを入力できるレイヤー機能や、キーを単出した時と長押しした時で文字を打ち分けることが出来るタップホールド機能も設定できるそうです。
MacBookのキーボードをドラッグ&ドロップでカスタマイズするアプリ「Stapler-mini」を公開しました。
タップホールドやレイヤー機能を直感的にカスタマイズすることができます。
初めてのアプリなので大目に見てね! pic.twitter.com/jRGYB5FQHW— 九 (@9dpbQ) October 29, 2024
設定が終わったら、右上の共有メニューボタンから作成したプリセットをjsonファイルへ書き出すことが出来る他、Staplerファイルの出力とレイアウトの画像出力機能も備わっています。
Stapler-mini (とりあえず公開版2)は九さんのGitHubリポジトリで公開されており、システム要件はmacOS 14.6 Sonoma以降のIntel/Apple Silicon Macですが、Appleの公証は取得されていないため、
Sonomaの場合は右クリックして[開く]、Sequoia以降の場合はシステム設定アプリの[セキュリティとプライバシー] → [セキュリティ]から起動しないとGatekeeprによりゴミ箱行きにされてしまうので注意してください。
- 9dpbQ/Stapler-mini-v0 – GitHub
- MacBook本体キーボードを超カスタムする話 – note
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