macOS 15.2 Sequoiaのパスワードアプリでは、ユーザ名やパスワードのワンクリックコピー、ブラウザ拡張の入手、サインイン時のパスワード保持確認が可能になっているそうです。詳細は以下から。
Appleが2024年09月にリリースしたmacOS 15 SequoiaとiOS/iPadOS 18、visionOS 2ではシステム設定アプリやSafariの機能となっていたパスワード管理機能が「パスワード (Passwords.app)」アプリとしてスタンドアローン化され、macOS 15.2やiOS 18.2ではパスワードの拡大や、iPhone/iPadデバイスでもパスワードのインポート&エクスポートが可能になっていますが、
Apple Authentication ExperienceチームのRicky Mondelloさんによると、macOS 15.2のパスワードアプリではiOS/iPadOS 18.2のパスワードアプリと異なり、ワンクリックコピーが可能になっているそうです。
ユーザ名やパスワードなどのワンクリックコピー
Appleのパスワードアプリでは、macOS 15.1 Sequoiaに搭載されていた「パスワード v1.1」までユーザ名やパスワード、確認コードをコピーする際に右/左クリックから[ユーザ名をコピー]を選択する必要がありましたが、macOS 15.2の「パスワード v1.2」では、各項目をクリックするだけでクリップボードにされるようになっています。
また、macOS 15.2のパスワードアプリでは[パスワード]メニューの[ブラウザ機能拡張を入手]をクリックすると、MacにインストールされたGoogle ChromeやMozilla Firefoxなどのサードパーティブラウザを判別し、パスワードアプリによる自動入力が可能になるブラウザ機能拡張の入手先を表示してくれるようになっています。
この他、macOS 15.2とiOS 18.2のパスワードアプリでは、パスワードを保存するかをサインイン時に確認する/確認しないの設定が追加されているので、Appleのパスワードアプリをお使いの方はチェックしてみてください。
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