macOS 15 Sequoia Betaのサポートや一部のHDMIモニターでのビデオパフォーマンスを改善した「DisplayLink Manager for Mac v1.10.3」がリリースされています。詳細は以下から。
米Synaptics傘下の英DisplayLink社は現地時間2024年08月27日、USBグラフィックデバイスなどに搭載されている同社のDisplayLinkチップ用ドライバーの最新バージョンとなる「DisplayLink Manager v1.10.3」をリリースしたと発表しています。
DisplayLink Manager v1.10.3では、1台のSuper Ultrawide 10K(10240 x 2880)@60Hzや最大4台の4K@120Hzディスプレイ出力をサポートし2.5GbEポートやUSBポートの増設が可能な次世代グラフィックスSoC「DisplayLink DL-7xxx」搭載のUSBグラフィックスカードで、4K@120モードが正しく表示されない不具合や、
デスクトップMacでDisplayLink ManagerのGUIに表示されていた不要な警告の削除、一部のHDMI接続のモニターでのビデオパフォーマンスの改善と4K@144Hz表示の修正、Jamf Pro用のポストインストールスクリプトの不具合が修正されているそうです。
また、DisplayLink Manager v1.10.3では、Appleがリリースを予定しているmacOS 15 SequoiaのBeta版のサポートも行われているので、DisplayLink社製のチップを採用したUSBハブやドッキングステーションを使用されている方はアップデートしてみてください。
Changes in 1.10.3 release
- DL-7xxx series: fixed incorrectly showing 4Kp120 mode on HDMI (VIFR-4821).
- Removed unnecessary warning from GUI on desktop Mac machines (VIFR-4657).
- Improved video performance when using HDMI connection on some monitors (VIFR-4834).
- Fixed incorrect 4K and 144Hz image display on some monitors (VIFR-4803).
- Fixed post-installation script for Jamf Pro (VIFR-4696)
- DisplayLink macOS Software for Downloads Section – Synaptics
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