Nikonの全てのMac用アプリがmacOS 14 Sonomaへの対応を完了したそうです。詳細は以下から。
株式会社ニコンは日本時間2024年06月19日、Macと同社のデジタルカメラをWi-Fi/LAN接続することで画像を転送できるMac用ソフトウェア「Wireless Transmitter Utility」をバージョン1.12.0へアップデートし、Appleが昨年09月にリリースしたmacOS 14 Sonomaへ対応したと発表しています。
Ver.1.11.0 から Ver.1.12.0 への変更内容
- Z6III に対応しました。
- macOS Sonoma バージョン 14 に対応しました。
- macOS Big sur バージョン 11 をサポート OS 対象外としました。
Wireless Transmitter Utilityのリリースノートより
Wireless Transmitter Utility(旧 WT-4 Setup Utility)はこれまでmacOS 14 SonomaへアップグレードされたIntel/Apple Silicon Macにおいて、一部のデジタル一眼レフカメラ使用時に、カメラで作成した無線LANの設定がMacにコピーできない不具合が確認されていましたが、バージョン1.12.0アップデートでこの問題が修正されたそうです。
これにより、Nikonは2023年09月から検証を行ってきた、同社がMac向けに提供している全てのアプリのmacOS 14 Sonomaでの動作確認が完了し、全てのアプリ(*Webcam Utilityは除く)がmacOS 14 SonomaがインストールされたIntel/Apple Siliconで動作すると発表しているので、macOS 14 Sonomaへのアップグレードを控えていたNikonユーザーの方は、そろそろアップグレードを検討してもいいかもしれません。
*おまけ
Nikon製のデジタルをUSB接続によりWebカメラ化できる「Webcam Utility」は、2023年10月25日にリリースされたmacOS 14.1 Sonomaで、AppleがレガシィなDAL Plug-insを廃止したことにより、NikonだけでなくSonyや富士フィルムのプラグインも起動しなくなっています。
macOS Sonoma 14.1 にアップデートすると、古いソフトウェアを使用しているカメラまたはビデオ出力デバイスは、アプリで使うように選択するオプションとして表示されなくなります。Apple はビデオデバイスメーカーと協力して、メーカーのサポートソフトウェアを macOS Monterey 12.3 で利用可能になった最新のカメラ拡張機能にアップデートしています。ですが、一部のビデオデバイスメーカーではまだアップデートが行われておらず、そのカメラやビデオ出力デバイスはサポートが終了したソフトウェアに依存しています。
macOS Sonoma 14.1 にアップデートした後、カメラまたはビデオ出力デバイスを使用できない場合 – Apple
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