macOS 14 Sonomaで実装されたCaps Lockインジケータの非表示やダウンロードした壁紙の削除機能を追加した「OnyX v4.5.5」がリリース。

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 macOS 14 Sonomaで実装されたCaps Lockインジケータの非表示やダウンロードした壁紙の削除機能を追加した「OnyX v4.5.5」がリリースされています。詳細は以下から。

OnyX v4.5 for macOS 14 Sonoma

 Appleが2023年09月にリリースした、新しいスクリーンセーバーやデスクトップに配置できるウィジェット機能が特徴的な「macOS 14 Sonoma」では、テキストカーソルに入力言語やCaps LockのON/OFFを示すインジケータが表示されるようになっていますが、

macOS 14 Sonomaの言語入力インジケータ

macOS 14 Sonomaの入力言語入力インジケータ

フランスのTitanium Softwareは現地時間2024年02月20日、この入力言語/Caps Lockインジケータを非表示にする機能を実装したmacOS多機能ユーティリティ「OnyX v4.5.5」をリリースしたと発表しています。

Caps LockインジケータのON/OFF

Caps LockインジケータのON/OFF

Caps Lockインジケータ

 OnyX v4.5.5では、[Parameters] → [Misc.]タブに「Show the caps lock indicator」オプションが追加されており、このオプションをOFFにすると、以下のようにSonomaで追加されたCaps Lockや言語入力インジケータが非表示となります。

設定を反映するにはmacOSの再起動が必要です。

 ちなみに、この設定はmacOS 14 Sonomaリリース後に発見された刷新されたテキストインジケータの”redesigned_text_cursor”をOFFにするdefaultsコマンドと同じ方法で、以下のdefaultsコマンドでもインジケータをOFFにできます。

sudo defaults write /Library/Preferences/FeatureFlags/Domain/UIKit.plist redesigned_text_cursor -dict-add Enabled -bool NO

壁紙

 また、AppleはmacOS 14 Sonomaで世界中の美しい風景のスローモーション映像を表示する新しいスクリーンセーバーや壁紙を導入していますが、この機能はダウンロードされるスクリーンセーバや壁紙がMacのディスクスペースを圧迫すると自動的にパージされるようになっており、ユーザーがマニュアルで削除する機能が欠けていますが、

macOS 14 Sonomaスクリーンセーバーや壁紙をダウンロードする

OnyX v4.5.5では[Maintenance] → Clearing → System (i)に「Download screen savers/wallpapers」のオプションが追加され、有効にしてクリーニングタスクを走らせるとスクリーンセーバーと壁紙の削除を行ってくれます。

OnyX v4.5.5でスクリーンセーバーと壁紙の削除

 また、OnyX v4.5.5ではパラメータ変更時のプログレスインジケータをON/OFFにする機能が実装され、いくつか問題が修正された他、最近更新がなかった日本語のローカライズが削除されています。

日本語のローカライズを担当されてきたE-WAさんのサイト自体が消えたようです。

OnyX v4.5.5 リリースノート

  • Added setting to hide or show the progress indicator when modifying parameter
  • Added option to delete the downloaded wallpaper
  • Added option to hide or show the caps lock indicator
  • Deleting the application logs improved
  • Issue corrected that sometimes occurred when calculating checksum
  • Uninstaller improved
  • Removed japanese localization
  • User Guide updated and improved

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