AppleがM2シリーズのチップを搭載したMac mini/Studio/Pro (2023)やMacBook Air/ProとiPhone 15シリーズの修理マニュアルを公開しています。詳細は以下から。
Appleは現地時間2023年12月13日、デバイス修理の知識と経験を持つユーザーがAppleデバイスを自身で修理できるようにするプログラム「Self Service Repair」を拡大し、クロアチアやデンマーク、ギリシャ、オランダ、ポルトガル、スイスなど22のヨーロッパ諸国を追加するとともに、Apple M2シリーズのチップを搭載したMac miniやMac Studio/Pro (2023)、MacBook Air (15インチ)、MacBook Pro (14/16インチ)、
Self Service Repair is now available for the iPhone 15 lineup and Mac models powered by the M2 lineup, including the 14- and 16-inch MacBook Pro, the 15-inch MacBook Air, Mac mini, Mac Pro, and Mac Studio.
Apple expands Self Service Repair and introduces new Diagnostics process – Apple
USB-Cポートを搭載したiPhone 15シリーズの修理パーツの販売、故障した部品を特定するWebベースの「Apple Diagnostics for Self Service Repair (現在米国のみ)」の提供を開始しましたが、これに合わせて各Appleデバイスの修理(分解)マニュアルを公開しています。
デスクトップMac
新たに公開されたデスクトップMacの修理マニュアルは、Apple M2/M2 Proチップを搭載したMac mini (2023)とM2 Max/Ultraチップを搭載するMac Studio (2023)、M2 Ultraで復活したMac Pro (2023)の合計6モデルで、
メモリのアップグレードは不可能となったものの、拡張用のPCIeスロットを搭載し内部へアクセスする機会が多く、スイッチやUSBポートなど故障するパーツが多い「Mac Pro (2023)」や、内部に埃が溜まりがちな「Mac mini (2023)」の公式の分解方法が確認できます。
- Mac mini (2023 with M2) Repair Manual – Apple
- Mac mini (2023 with M2 Pro) Repair Manual – Apple
- Mac Studio (2023) Repair Manual – Apple
- Mac Pro (2023) Repair Manual – Apple
- Mac Pro (Rack, 2023) Repair Manual – Apple
MacBookシリーズ
MacBookシリーズはApple M2チップを搭載したMacBook Air (15インチ, 2023)と、M2 Pro/Maxチップを搭載したMacBook Pro (14/16インチ, 2023)の3モデルで、
MacBook Air/ProシリーズはCPUやメモリ、SSD、バッテリーなど交換できないパーツが多いですが、ネジとは別に内部でクリップ止めされているボトムケースの開け方、埃が溜まりやすい冷却ファンの取り外し方、キートップの修理方法などが公開されています。
- MacBook Pro (16-inch, 2023) Repair Manual – Apple
- MacBook Pro (14-inch, 2023) Repair Manual – Apple
- MacBook Air (15-inch, M2, 2023) Repair Manual – Apple
iPhone 15
iPhone 15シリーズはiPhone 15, iPhone 15 Plus, iPhone 15 Pro, iPhone 15 Pro Maxの4モデルの修理マニュアルが公開されており、
各箇所に利用されている特殊ネジや今後サードパーティからも発売される可能性のあるバッテリーの取り外し方も公開されているので、興味のある方はチェックしてみてください。
- iPhone 15 Repair Manual – Apple
- iPhone 15 Plus Repair Manual – Apple
- iPhone 15 Pro Repair Manual – Apple
- iPhone 15 Pro Max Repair Manual – Apple
コメント