Apple、macOS 13.6.2 VenturaでApple Siliconを搭載したMacBook Pro (14/16インチ)がリフレッシュレートを変更すると起動しなくなる不具合を修正したと発表。

Mac の起動時に円で囲まれた感嘆符が表示される場合 macOS 13 Ventura
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 AppleがmacOS 13.6.2 VenturaでApple Siliconを搭載した「MacBook Pro (14/16インチ)」がリフレッシュレートを変更すると起動しなくなる不具合を修正したと発表しています。詳細は以下から。

macOS 13 Ventura

 Appleは現地時間2023年11月07日、Apple Siliconを搭載したMacBook Pro (2021)以降とiMac (24インチ, 2023)に対しmacOS 13.6.2 Ventura (22G320)」をリリースしましたが、

macOS Ventura 13.6.2

Appleが先程更新したmacOS 13 Venturaのエンタープライズ向けのリリースノートによると、今回のmacOS 13.6.2アップデートでは、Apple Siliconを搭載した14インチおよび16インチMacBook Proが起動しなくなる、または黒い画面に感嘆符が表示されるようになってしまう(文鎮化の)不具合が修正されたそうです。

What's new for enterprise in macOS Ventura

MacBook Pro 14-inch and 16-inch computers with Apple silicon no longer start up to a black screen or circled exclamation point after the built-in display’s default refresh rate is changed.

What’s new for enterprise in macOS Ventura – Apple Support

 この問題は10月25日にリリースされたmacOS 13.6 Venturaアップデート後に、デュアルブート構成のMacBook Proの内蔵ディスプレイのリフレッシュレート設定をデフォルトのProMotion (120Hz)以外に切り替えて、macOSを再起動するとMacが起動しなくなるというもので、

現在のところmacOS 14 Sonomaのエンタープライズ向けリリースノートは更新されていませんが、macOS 13.6と同日にリリースされたmacOS 14.1 SonomaでもRecoveryOSの互換性問題により、Macのシステムリカバリーが利用できなくなる不具合が報告されているので、MacBook Pro (14/16インチ)ユーザーの方は最新のmacOSにアップデートすることをお勧めします。

macOS Sonoma Boot Failures

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