Apple、開発者向けに「macOS 14.1 Sonoma」や「iOS/iPadOS 17.1」のBeta 3を公開。バージョンの異なるiPhoneとApple Watchの消費電力が増加する不具合やフランスでのSARテスト問題を修正。

macOS 14 Sonoma iOS & iPadOS 17.1 Beta 3 Release Notes macOS 14 Sonoma
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 Appleが開発者向けに「macOS 14.1 Sonoma」や「iOS/iPadOS 17.1」のBeta 3を公開しています。詳細は以下から。

macOS 14 Sonoma

 Appleは現地時間2023年09月19日にiOS 17/iPadOS 17を、09月26日にはmacOS 14 Sonomaを正式にリリースしましたが、10月10日付けで、新たにmacOS 14.1 SonomaやiOS/iPadOS 17.1、tvOS 17.1、watchOS 10.1のBeta 3を開発者向けに公開しています。

macOS 14 Sonoma iOS & iPadOS 17.1 Beta 3 Release Notes

  • iOS 17.1 beta 3 (21B5066a)
  • iPadOS 17.1 beta 3 (21B5066a)
  • macOS 14.1 beta 3 (23B5067a)
  • watchOS 10.1 beta 3 (21S5063a)

October 10, 2023

Releases – Apple Developer

 Appleが公開したリリースノートによると、macOS 14.1 Sonoma Beta 3では、Beta 2と同じくWidgetsやWalletの不具合が修正されている一方、iOS 17.1とwatchOS 10.1 Beta 3では、リリースバージョンが異なる*iPhoneとApple Watchがペアリングされていると、消費電力が増加する不具合が修正され、

iOS & iPadOS 17.1 Beta 3 Release Notes

例えばwatchOS 10.1とiOS 17.0やwatchOS 10.0とiOS 17.1

今年09月にフランス国家周波数庁(ANFR)が、iPhone 12が規定の比吸収率(SAR)の上限を超えていることに関する声明を出したことを踏まえ、ANFRの試験プロトコルに対応するため、iPhoneが人体から離れ机などの静止面面に置かれた際に送信電力をわずかに増加させる機能を無効化するアップデートが含まれているそうです。

追記

 AppleがiPhone 12の吸収率に対しiPhone 12 とフランスの SAR テストについてというサポートページを公開しています。

iPhone 12 とフランスの SAR テストについて

iOS 17.1 には、フランスのユーザを対象とした iPhone 12 用のアップデートが含まれています。このアップデートにより、デバイスが人体から離れた静止面に置かれているときに電力低減を求める、前述の試験プロトコルに対応するようになります。テーブルに置かれているときのような人体から離れた状態が検出されたときにも、iPhone 12 の許容される電力は増加しなくなります。このため、携帯電話の信号が微弱なエリアでは、このアンテナ送信電力の変化によって、人体から離れた状態で使用する場合にパフォーマンスがわずかに低下する可能性があります。大部分のユーザがその影響を認識することはないと考えられます。

iPhone 12 とフランスの SAR テストについて

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