Apple、iOS/iPadOS 17のシステム要件から外れたiPhone 8/Xや初代iPad Pro/iPad (第5世代)を含む、全てのiOS/iPadOS 16デバイスに対しゼロデイ脆弱性を修正した「iOS/iPadOS 16.7.1」をリリース。

　Apple、iOS/iPadOS 17のシステム要件から外れたiPhone 8/Xや初代iPad Pro/iPad (第5世代)に対し「iOS/iPadOS 16.7.1」をリリースしています。詳細は以下から。

　Appleは現地時間2023年09月18日、iPhoneやiPad向けに最新の「iOS 17/iPadOS 17」をリリースしましたが、このiOS/iPadOS 17のシステム要件から外れてしまった、iPhone 8やiPhone X、初代iPad Pro (12.9インチ)、iPad Pro (9.7インチ)、iPad (第5世代)を含む、それ以降の全てのiPhoneとiPadに対し、

iOS 17/iPadOS 17のシステム要件から外れたデバイス

AppleがiOS/iPadOS 17の3度目のHotfix「iOS/iPadOS 17.0.3」で修正した、Kernelに関するゼロデイ脆弱性(CVE-2023-42824)などを修正した「iOS/iPadOS 16.7.1 (20H30)」をリリースしています。

このアップデートには重要なセキュリティ修正が含まれ、すべてのユーザに推奨されます。

About the security content of iOS 16.7 and iPadOS 16.7

　iOS 16.7.1/iPadOS 16.7.1ではiOS 17.0.3/iPadOS 17.0.3と同じKernelとWebRTCに関する2件の脆弱性が修正されており、Kernelに関する脆弱性はローカルの攻撃者が権限を昇格できる可能性のある脆弱性で、AppleはiOS 16.6より前のiOSデバイスでこの脆弱性が悪用されたという報告を確認しているそうなので、

iOS 17/iPadOS 17のシステム要件から外れてしまった、または、アップグレードを控えて現在もiOS 16/iPadOS 16でiPhoneやiPadを利用されている方はチェックしてみてください。

• Apple security releases – Apple Support